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昼、職場でのEV充電で持続可能な社会へ:社会課題の解決へ向けた新たな一歩



ガソリン車からEVへの切り替え経緯

法人向けのEV充電サービス「WeCharge for Business」を導入されているオムロン株式会社 岡山事業所で職場充電をされている小原さんにインタビューを行いました。小原さんは通勤にEV(電気自動車)を使用しています。小原さんがガソリン車からEVに切り替えた理由について詳しく聞きました。

「以前はガソリン車を使っていましたが、EVに興味があってEVを購入しました。最初に興味を持ったきっかけは、ガソリン価格の高騰と環境への配慮でした。岡山事業所に通勤するのに最適だと感じましたね。」と小原さんは語ります。

また、購入に至るまでの経緯についても話してくれました。「EVを購入する前に、いくつかのハイブリッド車も検討しましたが、最終的にはEVの方が経済的だと判断しました。」

オムロン株式会社 岡山事業所にてご対応いただいた小原様

マイカー通勤と職場充電のメリット

小原さんの通勤距離は片道15キロほどで、通勤時間は約40分です。自宅には充電設備が整っており、職場でも充電が可能です。「自宅での太陽光発電は2000年頃に整えました。途中で車庫を建て替えた時に、車庫にEV充電設備を増設しました。今では7キロワットの太陽光発電システムがあり、家庭用としては十分です。」と語る小原さん。

長年EVを運用されている小原さんに岡山事業所でのWeCharge for BusinessによるEV充電の利便性について率直なご意見を伺いました。
「職場で充電できるのは非常に助かります。特に、昼間の間に充電が完了するので、通勤中に充電の心配をする必要がなくなりました。」と述べています。
「また、職場の充電スポットは勤務をしている間に充電されているので充電時間を気にすることがありません。」と職場充電ならではの価値を実感されておられました。

岡山事業所 駐車場での充電の様子
事業所の駐車場に設置されたWeChargeスマートコンセントでEVを充電

さらに、昼の職場充電に加えて自宅での充電方法にも工夫があるようです。「自宅では深夜電力を利用して充電しています。休日の車に乗らない時間は太陽光発電の余剰電力で充電しています。特に、電気料金の安い時間帯を利用することで、年間のコストをかなり抑えられます。」

EVに切り替えたメリットについて、小原さんは以下のように述べています。「ガソリン代に比べてコストがかからないのが大きなメリットです。年間でかなりのコスト削減になります。また、CO2排出量も削減できるので、環境にも優しいです。さらに、EVは静かで乗り心地が良いのも魅力ですね。」

岡山事業所 通勤車両の充電データより作成
マイカー通勤でCO2排出量を削減(CO2排出量は参考値)
※ 走行用電力及び自宅V2Hの充放電分の補給充電している結果

一方で、充電スポットの少なさや充電時間の長さが課題として挙げられました。「充電スポットが少なく、充電時間が長いのが難点です。特に、充電スポットが一つしかない場所では待ち時間が発生することがあります。以前、充電スポットに行ってみたら既に他の車が充電中で、かなり待たされた経験があります。」
また、長距離ドライブの際に感じた課題については「長距離ドライブの際には、充電スポットの数が少ないため、計画的に充電する必要があります。特に、高速道路のサービスエリアなど、充電インフラが整っていない場所では不便を感じることがあります。」とおっしゃられました。

職場でのEV充電整備の検討ポイント

小原さんの経験をもとに、自社にEV充電環境を整備したいと考えている企業向けにアドバイスをいただきました。「まず、社員が勤務中に使える充電スポットを設置することが重要です。特に、日中に太陽光発電を活用することで、再生可能エネルギーを最大限に利用できます。これは企業のCSR(企業の社会的責任)活動としても非常に有効です。」

また、具体的な導入ステップについても触れました。「初期費用を抑えるためには、政府の補助金制度を利用することをお勧めします。さらに、社員のEV購入を促進するためのインセンティブ制度も考慮すると良いでしょう。例えば、EV購入時の補助金や、充電費用の一部を会社が負担する制度を導入することで、社員のEV利用が促進されます。他の企業も積極的にEV充電インフラを整備することで、地域全体のEV普及が加速すると思います。企業同士が協力して、充電スポットの相互利用を推進することも一つの方法です。」

オムロン岡山事業所が事業を通じたカーボンニュートラルを推進されておられ、Scop1、2に加えて、Scope3(カテゴリー7)でもマイカー通勤のEV化により、CO2の削減及び通勤費の削減に取り組んでいることが伺えました。

職場充電でマイカー通勤をEVに促進

職場でのEV充電の未来と展望

小原さんはEVの未来についてもエレクトロニクス企業にお勤めの方ならではの見方をされています。「今後さらに充電時間が短縮され、充電インフラも整備されるでしょう。特に、バッテリー技術の進化により、航続距離が伸びることで、EVの利便性が向上すると思います。」

また、小原さんはEVが社会に与える影響についても言及しました。「EVの普及は、CO2排出量の削減だけでなく、地域の経済活性化にも寄与すると思います。例えば、充電スポットの増設や再生可能エネルギーの活用により、新たなビジネスチャンスが生まれると感じます。」

「車は95%の時間停まっていると言われています。特に昼間、車が停まっているときに太陽光などの再生可能エネルギーを活用して充電するのが最適です。職場でのEV充電はまさにそのシチュエーションに合っています。理想的な環境とは、職場の駐車場が太陽光パネルで覆われ、その電力を仕事中のマイカーに充電することだと思います。」

WeChargeは昼間、駐車している場所を充電スポットにする仕組みを提供しています。マイカー通勤や営業車の職場充電を検討したい企業にエネルギーマネジメントと快適なEV充電環境を両立したEV充電を提案しております。ぜひお気軽にお問い合わせください。

WeCharge for Businessの情報、お問い合わせはこちら👇から


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