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プロドローン;無人航空機の第一種型式認証が国交省から受理

日本発の産業用ドローン専門メーカーであるプロドローンは、11月10日に「プロドローン式PD6B-CAT3型」が第三者上空の飛行経路に立ち入り管理措置を講ずることなく行う特定飛行(人工集中地区上空、夜間、目視外での飛行)を目的とした型式に対して行う、第一種型式認証申請が国土交通省航空局から受理されたと発表した。

この「プロドローン式PD6B-CAT3型」は、物資輸送や測量用途で実績のあるPD6Bをベースに安全面での機能を向上させた改良型で、製造はJALエンジニアリングが実施するもの。
最大積載重量は約20kg、最大離陸重量は約45kg。
最大離陸重量が25kgを超える無人航空機としては、日本で初めて第一種型式認証が受理された。

プロドローン式PD6B-CAT3型(プロドローンより)

■機体諸元(予定)
◎機体寸法   :約2.2m×約2.4m×約0.7m
◎最大離陸重量 :約45kg
◎最大積載重量 :約20kg
◎最大巡行速度 :約12m/分 (約43km/時間)
◎最大航続時間 :約30分

この無人航空機の型式認証制度は、国土交通省が航空法に基づいて制定した制度で、無人航空機の設計や製造が安全基準および均一性基準に適合しているかを検査し、認証を行うもので2022年12月5日から実施している。

プロドローンは、「レベル4飛行により、有人地帯における目視外飛行が可能となり、より多くの社会課題・地域課題解決に向け貢献ができる」とコメントしている。

2023年11月17日掲載

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