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【GW2019 DAY1】天津向さんの本を読んだ

GW1日目です。「そういえば4月がもうすぐ終わるけど、1冊も本読んでねえ!」となったので図書館に足を運び、今日、一気読みしました。

天津・向さんの『ただのオタクで売れてない芸人で借金300万円あったボクが、年収800万円になった件について。』という本です。

向さんがレギュラーで出演されている、『本渡楓と天津向の 「本渡上陸作戦」』(超!A&G+)という動画付きラジオで話題に挙がっていたことがきっかけでこの本を知りました。総ページ数が168ページで、かつ読みやすい文なのでさくっと読めました。今回は、その内容と感想を軽く書いてみます。

内容

タイトルのまんまですが、天津向さんが、借金300万円の状態から、年収800万円にまで至るまでの流れが書かれています。お金儲けの方法とかスキルの話じゃなくて、仕事に対する向き合い方とか考え方のような内容が主です。

前半は、コンビ『天津』のお話。エロ詩吟をきっかけに相方の木村さんだけが売れていくのを目の前で見ていた向さん。なぜ相方だけ……と相方に対する憎悪が増して、どんどん闇堕ち。しかしとあることをきっかけに、好きだった「4コマ漫画」のお話を番組ですることになり、「好き」なことを通じて仕事が広がっていくことになる。というところまで。

後半は、年収800万円になるまでに、どんなことを心がけてきたのかについて。自身の気づきや先輩方のアドバイスを元にどう行動してきたのかが説明されています。

感想

「自分の現状を素直に受け止め、一つ一つ積み重ねる」っていう当たり前だけど、とても大切なことを再確認できる本です。

側の人間と比較して闇堕ちするっていうのは自分も共感してしまいます。(今でこそ冷静に振り返ることができるけど、当時は本気だったよね)
どうしても他人に原因を押し付けてしまう。自分が正しいと思っていないとやってられないっていう。

でもそういう自分を受け止め、周囲のアドバイスを聞き入れ、一つ一つ行動を積み重ねていく。むちゃくちゃ真面目な人だなと私は感じました。

エピソードの中でたびたび、ネタをたくさん用意したとか、必死に考えたって書いてあるのですが、そんなにできるのすげーよ!と私は思いました。イベント企画やったり、大学で出前講義したり、ラノベ書いたりしてますからね、すごい。その行動力を見習いたいです。自分の「好き」を中心に仕事に繋がっていく様子は、スティーブ・ジョブズのスピーチにある「点と点がつながって」を私に思い出させました。

(↓ 以前書いた記事)

他に印象的だったのが、愚痴や文句を絶対言わないようにしているということ。先輩のアドバイスから、愚痴っても解決には向かわないという事に気づたのがそうする理由とのこと。私自身、つい愚痴ってしまっていることが多いし、そういう時間も必要だよねと思っています。なので、絶対に言わないことを貫いているのってすごいなあと感じました。

あと、後半に数字を使うと自分を分かってもらいやすくなるということが書かれており、そうだよな~と読んでいたのですが、この本のタイトルにそれがまんまと使われています。借金300万円、年収800万円。分かりやすいよね。

まとめ

・「好き」がどんどん仕事になっていった
・そうなるように、周囲のアドバイスを聞き入れ、実際に行動した

ジョブハンティング中っていう自身の今の状況もあるのかもしれないけど、お仕事に対する考え方を広げるのにいい本です。さくっと読めるのでGWの長距離の移動中なんかに読むのも悪くないのではないでしょうか。

お読みいただき、ありがとうございました。

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