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【大阪】桐麺いってきた【ラーメン旅行】

今年の初め頃、衝撃のニュースが飛び込んできました。

まずは上の記事を読んでいただきたい。
大阪の人気ラーメン店「桐麺」が7月末で閉店するとのこと。

自分は全国のラーメンを食べ歩くのが趣味なのですが、桐麺はまだ行ったことがなく、次に大阪に行った時は必ず行こうと決めていたお店でした。
ただご存知の通りここ数年は旅行ができるようなご時世ではなかったので、ぼんやりといつか行けたら…くらいのテンションでいたら上記のニュース。

これはいつか行く機会があったらとか言っている場合ではない。
むしろ桐麺を食べるために大阪に行くのだと、決意した私はお休みを取り旅行の日程を組むのでした。
ちなみにですが、この時は全国旅行支援が使えたので結果的にかなりお得に旅行することができました。

桐麺ですがお店は十三店がその名の通り十三の駅前に、そこからバスで10分くらいのところに本店があります。
本店のすぐ近くには桐ちゃん製麺というお店があってこちらは持ち帰り用の専門店。通販も行っています。
尚、本店は東淀工業高校前のバス停で降りれば目の前、電車でも阪急の神崎川駅から徒歩十数分ほどで行くことができます。

十三店
 本店
桐ちゃん製麺(この時は閉店)

十三店の方がもちろん駅近で行きやすいのですが、現在十三店は昼の営業しかしていないため、昼は十三店、夜は本店に行くことにしました。

大阪へは新幹線ではなく飛行機で。
これはその方が安く済むからというのもあるのですが、伊丹空港からモノレールで一駅の蛍池で阪急に乗り換えると1本で十三まで着けるから。
おかげで初日の午前中から開店前の十三店に並ぶことができました。
そんなこんなでついに念願の初桐麺。

1食目 桐玉(冷) 十三店

冷やし桐玉

記念すべき1食目はやはり看板メニューの「冷やし桐玉」
温かい麺も選ぶことができますが、ダントツで人気なのがこの冷やし。
近年流行しているTKMの一種で、麺の下にはタレが入っていて生卵と混ぜて食べるのですが、桐麺の特筆すべき点は自家製麺の美味さ。
今まで食べたことがないくらいレベルの高い麺で、シンプルなのに最後まで飽きることなく食べ切ることができました。
めちゃくちゃ美味しかったです。なんならもっと食べたかったですw

2食目 桐麺 しょうゆ 本店

桐麺 しょうゆ

2食目は本店で基本の醤油ラーメン。
桐麺はメニューが多く何を頼むか悩ましいのですが、この日はとても寒く並んでいるうちに温かいものが食べたくなったのでラーメンにしてみました。
また店主の桐谷さんは過去に同じく大阪にある「ラーメン人生JET」というお店で修行されていたのですが、自分は以前からJETの濃厚なラーメンが大好きで、JETから独立された方のラーメンがどんなものなのか気になったのも理由。
余談ですが桐谷さんが店長を務めていた時代のJETにもたぶん行ったことあるはず。

食べた感想は、JETばりの濃厚スープと桐麺の美味しい麺が合わさって美味しかったです!
桐玉のようなインパクトはないですけど、改めてレベルの高さを窺い知ることができる一杯でした。

メニュー多過ぎ問題
本店と十三店でもちょっと違う

3食目 こってりつけめん 十三店

こってりつけめん

翌日、再び十三店へ。今回はつけ麺を選択。
本店とメニュー名が違うので少しわかりにくいのですが、恐らく昨日食べた醤油ラーメンのつけ麺バージョンがこれだと思います。
相変わらず素晴らしい麺と濃厚なつけ汁、これが合わないわけがない。
めちゃくちゃ美味しかったです。
昨日のラーメンも美味しかったのですが、やはり麺の旨味をより感じられるメニューの方がいいかもしれないですね。

この麺のルックやばない?

4食目 和風塩つけめん 本店

和風塩つけめん

塩も美味いという噂を聞いたので夜は本店で塩つけめん。
和風とあるのであっさり系かなと思いきや、粘度こそ低いものの旨味がパワフルに詰まったつけ汁。
やっぱ麺が強いからスープもこれくらい強くないと合わないよね。
醤油とは全然違うアプローチの美味しさでした。

5食目 まぜ麺Z 十三店

まぜ麺Z

翌日は少し嗜好を変えてまぜ麺。
まぜそばなので当然ラーメンなどよりはジャンクなのですが、やはり元の麺が美味しいのでこれも当然美味い。
満足度高し。

6食目 桐玉(温)と桐丼 本店

温かい桐玉
桐丼

最終日、東京へ帰る直前に何を食べるのか悩みに悩んだ結果、選ばれたのは再び桐玉でした。
ただし最初は冷やしだったので今度は温かい桐玉。
温かい桐玉は麺が整えられないので見た目からかなり違いますね。
食感も結構違います。最初に食べるのが温かいのか冷たいのかで印象が変わりそう。
もちろん味は相変らず美味しいです。

そしてもう一品、行く度に周りの人が注文しているのを見て気になっていた桐丼を頼みました。
ご飯の上に焼豚、メンマ、ネギが乗った丼もの。
今まで言及してませんでしたが桐麺はトッピングも美味しいのでこの丼もめちゃめちゃ美味しかったです。そりゃみんな頼むわ。

最後は少し余らせたご飯に桐玉の残ったタレと卵をかけてTKG風にしてフィニッシュ。最高。

完走した感想

2泊3日で6回桐麺食べたわけですが、どれも本当に美味しかった。
当時はちょっと食べすぎたかな?とも思いましたが、こうして改めて振り返ってみるとまた食べたくなって仕方がない。
大阪まで行って本当によかったです。

メニューが多く毎回何を頼むか悩ましかったし、他にも頼みたいメニューがまだまだありました。
カレーつけ麺なんかも食べてみたさはあったけど、遠くから来て行列に並んでカレーをチョイスする勇気は私にはなかった。まだまだ私も青いです。
他にはTSWなんかも気になりました。

おすすめはやはり桐玉の冷やし、次に温かい桐玉やつけめんがよかったですね。再三言ってますが麺が美味しいので麺の美味しさをよりダイレクトに味わえるメニューが特によかったです。
麺の美味しさは日本トップレベルと言っても差し支えないと思います。

閉店といっても正確には移転(とはいえ移転先は気軽に行ける場所ではないですが)だったり、お弟子さんのお店という形では残るかもしれませんが、今の桐麺に行けるのはあと2ヵ月半ほどですので、近郊の方などはぜひ一度行ってみては如何でしょうか。

余談1 並び方について

桐麺は人気店なので行列が発生するのですが、並び方のルールがかなり独特だったのでここに記載しておきます。
お店の前に名前を書くボードがあり、ファミレスみたいに名前を書くのですが、名前を書いた上で行列にも並ぶ必要があります。

並んで待っていると店員さんに呼ばれるので、そこでまずは食券を購入します。
購入した食券を店員さんに渡し、再び列に戻って待っていると再度名前を呼ばれるのでそしたら店内に案内されて食べることができます。

お店の前についたら列があるのでそのまま名前を書かずに並んでしまう人がたまにいるのですが、そうすると名前を先に書いた人優先で再び並び直しになり、後ろに回されてしまいます。

ややこしく思うかもしれませんが、逆に名前を書くのさえ忘れなければ後は店員さんが案内してくれるのでなんとかなります。

十三店の受付表

余談2 うめきたエリア見てきた

もちろん大阪まで行ってラーメンだけ食べてきたわけではありません。
3/18にオープンした「うめきたエリア」も見てきました。
広場やうめきたセラー、新しいホームなどなど。どんどん発展していく梅田すごいです。

うめきたエリア
まだ工事中のところも
うめきた新駅
AIが案内してくれる
改札を顔パスで通る実験中
アクアリウム

余談3 野球も見てきた

せっかく大阪に行ったので甲子園で野球も見てきました。
この日は打線が低調で延長12回まで行って引き分け。試合長かった。

余談4 ぽこピーのイベントやってた

狙ったわけではないのですが、大阪行ったタイミングでうめきた開業に連動したイベントをやっていて初めて生ぽこピー(着ぐるみバージョン)を見ることができました。めちゃくちゃラッキー。

物凄い人でした
出演直前の様子

余談5 ラーメン以外も食べた

ラーメン以外も多少ではありますが食べました。
定番のたこ焼きや豚まん、うめきたを散策している時にみつけた芋けんぴのお店など。芋けんぴは野球を観戦しながら食べました。

わなかのたこ焼き
551の豚まん
うめきたにあった芋けんぴのお店
揚げたてって言葉に弱い

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