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”集客ツールの選び方”をテーマにセミナーを開催しました!

はじめまして!株式会社Webrydayの佐藤(ひ)です。
Webディレクターをしています。
企画・提案・開発・運用…何でもやりますが、企画書を書くのが特にすきです♪

本記事は昨年、私がスピーカーを担当させていただいた、

『withコロナ、アフターコロナでも集客力を上げる!
~「失敗しない店舗集客ツールの選び方」とは~』

という、セミナーの内容についてご紹介していきます。


集客ツールとは

集客はお客様を集めること。
集客ツールは、お客様を集めるための施策を実施する手段や媒体などを指します。
例えば、SNS、スマホアプリ、WEBサイトやWEB広告など。デジタルツールが近年の主流です。

集客の悩み

困っているひと

まず、みなさんは集客でどのようなお悩みをお持ちでしょうか?
当たり前のことですが、課題(やりたいこと)によって選ぶべき集客ツールは変わってきます。
「流行っているから」「他の企業がやっているから」という理由で安易に導入してしまうと危険かもしれません。
ツールを検討する前に、解決すべき課題やその優先順位を整理してみましょう。

よくご相談いただく悩みとして、このようなものがあります。

  • 来店客、客単価の減少
    コロナ禍の影響などにより消費者行動の変化し、売上げが減ってしまった。

  • リピーターを増やしたい
    繰り返し来店・購入してくれる、ロイヤリティの高い顧客層を厚くしたい。

  • 施策のマンネリ化
    低コストかつ効果的な新しい方法を見つけたい。

よくある失敗

実は「何を導入すれば?」より、「ツールを導入してみたけど、上手くいかない」というご相談を受けることが多いです。
その多くは「お客様に浸透しない」「店舗や現場の負担が大きくて続かない…」など
せっかく苦労して検討・導入しても上手くいかないと意味がないですよね。

店舗集客ツールを選ぶポイント

では、集客ツール選びで失敗しないためには、どういったことに気を付けると良いのでしょうか?
ポイントをご紹介します。

1.現状の分析
2.ペルソナの設定
3.タッチポイントの整理
4.予算の検討
5.運用体制の検討


1.現状の分析

これは冒頭の課題整理の一環にもなりますが、
現状を理解することで、集客の弱点取り込むべき客層を見極めることができます。
例えば、分析の対象となるものとしてこのような指標があるでしょうか。

来店人数(新規・リピーター・ファン)
リピート率
年齢層
流入経路
客単価
LTV( Life Time Value )

分析の結果、
新規客の獲得を強化したい場合は、
WEB広告、SNS、メディア掲載、SEO・MEO対策などで認知拡大を。

リピーター、ファンの獲得を強化したい場合は、
アプリ、メルマガ、SNS、Blogなどを使って顧客との関係値を高めることで、競合との差別化を狙っていきましょう。

2.ペルソナの設定

ペルソナは、「お客様像を深堀したもの」です。
どんなお客様に来てほしいのか?を細かく設定することで、
お客様の生活、求めるもの、抱えている課題が把握しやすくなります。

また、社内やチーム内で「お客様」を共通認識することができるので、ターゲットのズレや認識違いを防ぎ、社内業務の効率化・スピードアップに繋げることができます。

ツール選定の意思決定するときにも、ペルソナに基づいて判断ができるので
チーム内で意見が分かれたり、長い時間悩む、ということも少なくなります。

3.タッチポイントの整理

タッチポイントとは、「ユーザーに影響を及ぼす接点」のこと。
”買う”という行為の中で、こんなにもタッチポイントが存在するんですよね。

このタッチポイントの中で、適切な情報提供や割引などの施策で、お客様にアプローチすることができていますか?

こんなアプローチができます例

もしカバーできていないタッチポイントがある場合、せっかくの機会をこぼしては勿体ない!その穴を埋めてくれるツールを選択することをオススメします。

4.予算の検討

ずばりお金の問題。
やりたいこと、やるべきことがあっても、そこまで予算がないってことはよくある話なのですが。。。
限られた予算の中でもできることはきっとあるはず。あきらめないでください!

当社調べ

例えば、「自社アプリを始めたいけど…いきなり数千万円もかけられないよ~」という場合は、SNSやメルマガから始め、効果があるとわかってからアプリへ移行するというやり方もあります。

5.運用体制の検討

最後にして1番の肝が、この「運用」という観点です。
導入時点ではどうしても「運用」についての検討が希薄になりがちなので要注意ですよ。

なぜ運用が大切か。
ここにきてちょっと言いにくいですが、導入しただけで万々歳なツールはないと言っても過言ではないです。
安全に継続すること。そして、PDCAサイクルを通してさらに改善していくことが、効果を出し続けるうえで最も重要と言えます。

担当者が日々の業務に精一杯でPDCAが回せていない…という状態に陥らないようにしたいですね。
そのためには導入前に、しっかりとツールを最大限に活用し続けられる運用体制を検討することを、忘れないようにしましょう。

あとがき

今回のセミナーテーマはタイトルの通り”集客ツールの選び方”でした!
このテーマにした理由は、実際にクライアントから
「新しく集客ツールを導入したいけど、何を選ぶべきかわからない」
といったご相談をいただくことがあるからです。

弊社の実績や経験から、同じようなお悩みを持つ企業様のお力になれればと思っています。

内容としては「入門編」のため、はじめての方や知見がない方でも、
聞きやすい内容だったかと思います。
その反面「もっと知りたい!」というお声もあったので、「基本編」「応用編」とシリーズ化していけたらと思いますので、乞うご期待ください。

また、無料相談会も随時開催していますので、
もっと知りたい!実績を聞きたい!等ございましたら
HPページの「お問合せ」より、ぜひご連絡くださいませ。