握手

お上手ルガゾロのお話

《前書き》

おはよう、こんにちは、こんばんは、うぇぶりおです。
今回はデッキ紹介では無く、2019年シーズンで遭遇した面白いプレイヤーに関するお話です。
前書きを書いている理由は、このような話題が嫌いな人が居る点です。なので、このような晒し系統の話題が苦手な方はブラウザバックを推奨します。この記事を読んで気分を害されても当方は一切の責任を負いかねます。
以下、身内ネタをやや含む笑撃の物語。

《本題》

時は2019年4月13日、CL京都当日の2回戦。
対戦相手の方は笑顔の青年(以降Aさん)。彼と挨拶をし、お互いのデッキカットを終え、握手をして、運営の掛け声と共にバトルスタート!
Aさんのデッキは初手のウツギ博士のレクチャーを使用して並べたポケモンを見るにゾロアークGX+ルガルガンGX+ペルシアンGXのデッキ。対する僕のデッキはをガブリアス&ギラティナGX軸に組まれた耐久型のタッグバレット。相性は説明が面倒なので、五分と言うことにして置きましょう。
試合は中盤に差し掛かった頃、事件は起きた…
僕がガブリアス&ギラティナGXのカラミティエッジを使って対戦相手のゾロアークGXを気絶させた返しのターン。
その時の僕は(ペルシアンGXがベンチに居るし、リセットスタンプを絡めてバトル場のガブリアス&ギラティナGXは倒されそうだなぁ。引き直した後にちゃんと繋がればいいけどなぁ。あと、トイレ行きてぇし、ラムネ食いてぇなぁ~)みたいなことを考えてた。
相手の盤面はバトル場にゾロアークGX、ベンチにペルシアンGX、イワンコ、カプ・テテフGX、ゾロアという感じ。ゾロアークGXのとりひきやデデンネGXのデデチェンジ辺りを絡めてドローした後に、ペルシアンGXのキャットウォークで足りないパーツを山札から持って来れば簡単に盤面をひっくり返せそうに見える。
しかし、ここでAさんはターン開始のドローをした後、
Aさん『キャットウォークを使います!』
僕(?????) ← 先ドローしないことに意表を突かれた顔してた。
Aさん『こだわりハチマキとリセットスタンプを持ってきます!』
僕(?????) ← 持って来るカードを見せてくれたことに(この人、親切な人だなぁ~)と思ってた。
Aさん『じゃあ、リセットスタンプを使います!』
僕『はい。』
Aさん『ゾロアークGXで取引をします!』
僕『はい。』
Aさん『デデンネGXをベンチに出して、デデチェンジを使います!』
← とりひきした後にすごく苦い顔してたから、何も引けてない気がした。
僕『どうぞ。』
Aさん『はぁ?なんも引けねぇんだけど?このゲームつまんな!「パァン
(手札を机に叩きつけて台パンする音)」』
僕(?????)
Aさん『はぁ、これ負けじゃん!ライオットビート130で。』
僕『はい。』

突如の台パンとAさんの口調の変化に流石イジの僕でも追い付かなくなっていた…
因みにリセットスタンプで引き直した手札もこの時確認した。中身はアセロラ、タッグスイッチ、ポケギア ver 3.0、ネストボールだった。普段なら、滅茶苦茶強くてニヤニヤすると思うが、直前の相手の対応の変化っぷりに真顔だった。これがバトルスイッチってやつか…
しかし、Aさんの暴走はこれだけでは止まらない。
僕『ドローします。トキワの森の効果でネストボールをトラッシュして、基本闘エネルギーを持って来ます。』
Aさん『どうぞ。』
僕『タッグスイッチを使って、ガブリアス&ギラティナGXに付いている基本闘エネルギーと基本超エネルギーをベンチのマーシャドー&カイリキーGXに付け替えます。』
Aさん『どうぞ。』
僕『アセロラを使ってバトル場のガブリアス&ギラティナGXを回収します。』
Aさん『ふっ
(鼻で笑った音)、おじょ~ず♪』 ← ねっとり、煽り要素満載な感じで言ってきた。これだけは文章だけで伝えきれない、悲しい。
僕(?????) ← 完全に意味分からなくなってた。
その後は、僕のマーシャドー&カイリキーGXが暴れ倒して相手の盤面を破壊しつくして勝った。Aさんは終始、キャットウォークで持って来るカードを見せてくれたし、態度もリセットスタンプを使う時に軽く投げてきたり、僕のデッキカットをしたあと机に置く際に軽く叩きつけてきたりと、オラついてた。
しかし、これでもAさんの迷言は止まらない。
試合後…
僕『ありがとうございました。』
Aさん『ありがとうございました。すみません。僕、雑魚なんでスタンプで事故らせるくらいしか勝てないんですよw』

僕(?!?!?謝るところ、そこってマジ?でも、指摘するとまたオラつかれそうだし穏便に済ますか…)
僕『あの~、クソどうでもいいことなんですけど、キャットウォークで持って来るカードは見せなくていいんですよw見せるって書いてないんでwでは、改めて対戦ありがとうございました!』
僕が離席する為に荷物をまとめようとして振り返るとヤツが今にも笑いそうな顔で必死に堪えていた。
ヤツとは、オールドファッションと言う僕のサークルの先輩である。CL京都は前日が仕事の研修だったため、スーツ姿で参戦していた。 ← 記事書きながら思ったけど。別の事情でスーツ姿で参戦していた桃屋成人組の奴らと勘違いされてそう…
本当に今にも吹き出しそうな顔をしていたので、僕は早急に荷物をまとめて、
僕『ほら、行きますよ。』
と言い、ヤツを回収した。結果報告に行く道中で案の定、ヤツは吹き出した。
オールドファッション『あははははw「おじょ~ず」だってw「おじょ~ず」w』
2回戦をたね切れで勝ったヤツは、最初から見ていたらしく、完全にツボにハマっていた…
~終~

《命名》

後日、僕は知り合いに話すため、この話に名前を付けようと考えていた。ぱっと脳内で印象に残っているモノが「おじょ~ず♪」とルガゾロ使いと言うことだったので、適当に合わせて、「お上手ルガゾロ」と言うワードが完成した。

《最後に》

ここまでしょうもない話を読んで頂き、ありがとうございます。カードゲームの大会に出ている上で故意的な遅延を宣言する奴や、対戦相手を煽ってくる奴など、個性的なプレイヤーとマッチングしても文句言えないので、皆さんも僕みたいな変な奴と当たった時は秀逸な言葉によるカウンターを用意しておきましょう。
お賽銭は気分が乗ったら投げてくれると嬉しいです。学費と愛知への遠征費の一部にさせて頂きます。
また、印象に残る面白いプレイヤーとマッチングしたら、こんな感じの記事を書こうと思います。

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