みんな、海人になった〜!
「ジージ、バーバ、石垣島、来られるんだよね!」
2年前の夏、コロナ制約が緩和され、孫たちとの石垣島、鳩間島旅行を計画することになった。
が、その後ふたたびジジ、ババが暮らす福岡ではコロナ患者増加、旅行を控える空気が広がり、結局ジジ、ババ抜きで、孫たち家族5人での石垣、鳩間島旅行となった。
孫たちはその旅で、自然界遊びの先生であるジジから新たな遊びを伝授してもらうことを1番の楽しみにしていたので、残念がっていた。
ジジも『いつかは』という思いでいたのだけど、その『いつかは』が早くもこの夏に叶った。
孫たちの喜びは想像以上で、今回、ジジ、ババと石垣島で合流することが決まったことを知るやいなや、中2のSokiから届いた短いラインメール。
『石垣島、来られるんだよね!』喜びと期待に満ち満ちていた。
。。「熱が出たって行かんとでけんばい!!」
□ 南の島は空も海もスペシャル!
「ウワッ、やっぱり石垣島まで来ると空も海も違うねー!」
□ まるでバリ島にいるかのような。。。
ジジ、ババは最後の3日間を合流。
広い庭付きコテージは、崖をおりていくと程なくプライベートビーチへと続く。
他の宿泊客とはできるだけ顔を合わせることなく、プライバシーを守りながら自然景観の工夫がアチラコチラに。
共有するのはレストランとプールのみ。
あっ、それと洗濯機もだ~。
□ オーナーは外国人!
えっ?庭の手入をしているのも外国人!
オッ、レストランのスタッフも外国人!
ハッ?プールで泳がず、浸かって読書をしているあの感じも外国人では?!
夕食時、気がつくと私たち以外、全テーブルには外国人、外国人、外国人!!
日本人スタッフは一人だけ?なの?
外国人スタッフは流ちょうな日本語!
「バ〜バ」 小4のYui
「ん?外国人に驚いたの?」
「お父さんの英語初めて聞いたよ…」
「上手でビックリしたろ〜?」
「ウン!」
ここは日本なのかー?!
□ プライベートビーチは無限の遊び場
遠浅のビーチは、満潮時も干潮時も休む暇がないほど " 遊び "の宝庫。
□ 少年と、少年に戻ったチチとジジと
石垣島最後の夜、女子組は疲れて早めの寝支度。
ベッドで気持ちよく眠りについていると突然の大絶叫!
何?何?何が起こったの~?
「見て、これ!モリで突いたんだよ!」コーフンしまくりのSoki!
寝ぼけ眼なんだけど。。。
えー!ほんとにデカい!
ほんとにSokiが突いたの?
しかも獲物はとっても美味しいオジサンじゃん、すご過ぎる!
「3ひき捕ったし、今から刺身にするから食べよう!」
食べようったって今何時?
女子たちは起きないし、ババも寝ぼけたまんまだし。。
「もったいないから、明日みんなで一緒に食べよう!」と提案。
「分かった、じゃあまた行ってくる!」と外へ。
静かになった、と思ったらまたも絶叫!
「ヤシガニ、デカい!鍋の蓋では押さえきれなーい!」
えー!エイリアンみたい!こっわ!
2人で押さえても逃げ出そうと必死!
こわっ、こわっ、ババは退散、おやすみ~
少年たちは夜が更けるまではしゃいでいた。
□ 旅の最後は
旅の最後は石垣島最北端スポットへ。
遠くに平らな島が見えるのは多良間島だっ! と、以前ダイビングを満喫したことのある島を見つけてジジは大喜び!
あっちこっちの家にあるパパイヤの木を横目に楽しみながら帰路に。
Sokiが捕ったデッかい魚2尾は、コテージを出る前にバター焼きにして、車内で全員舌つづみ!
ワッ、本当に美味しい!
オジサンの旨味、甘味に加え、バターの風味がより美味しさを引出しているよ!
一同、車内高級レストランに大大満足〜
空港に到着すると、思った以上に混雑していた。
福岡行きは沖縄での乗り換え便で、名古屋へ帰る孫たちより1足早い搭乗となり、バタバタとセキュリティチェックからゲートへ案内され、そして、みんなにサヨナラする間もなく機内へと。
帰宅したのは夜11:00と遅かったけれど、楽しかった諸々の話をツマミに石垣島みやげの古酒で乾杯!
みんな最高に楽しんだことは分かっているけど、沖縄乗り換え時、最後に届いたYuiの”お手紙"には"楽しかった"以上の事が書かれていて、涙腺がガバっとゆるんだ!
Yuiらしい心表現に、笑いをこらえながら鼻水を止めるのが大変だった。
「あんたは時々鼻毛がでとるけん、気をつけたがよかよ。」
ジジからダメ押しまでされた、旅の終わり。。え〜〜!
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