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同じ壁紙クロスでも素材によって特徴が違う!選び方のポイントを解説

最近はDIYが流行しており、自分で壁紙(クロス)を貼るという人が増えています。
実際に室内の壁紙(クロス)を決めるときには、色や柄は選ぶことに目がいってしまい、素材まで気が回らないという人も多いのではないでしょうか。
同じように見える壁紙ですが、ビニール、紙、織物など使われている素材は豊富で、それぞれ特徴が異なります。
特徴を知らずに見た目だけで選んでしまうと、掃除ができない、耐久性が弱くすぐにボロボロになるなどトラブルの原因になります。
壁紙にはどんな素材が使われているのか、どういった特徴があるかを理解し、適切な場所に活用することが重要です。
今回は、同じ壁紙クロスでも素材によって特徴が違う!選び方のポイントを解説します。


【壁紙にはどんな素材があるのか】
まずは、壁紙にはどういった素材が使われているのかをご紹介します。
一般的によく使われる素材はビニールですが、他にも紙、織物、オレフィン、木質系、珪藻土など様々な素材が使われています。
中には、金箔、銀箔をあしらったものや最新の科学技術を取り入れたハイブリット素材を提供している会社も。
様々な素材の壁紙にはどういった特徴があるのでしょうか。

【低価格で使いやすいビニールクロス】
ビニールクロスは、他の素材と比べると低価格で耐久性も高いので、壁紙としては国内で一番使われている素材です。
耐水性に優れており、水拭きができるので掃除が簡単なのもうれしいですよね。
多く流通しているので、色や柄なども種類が豊富で、抗菌、消臭、防カビ、防汚などの加工を付加した機能性素材も充実しています。
ただ、アレルギー体質の人は注意が必要。
有害物質として指定されているホルムアルデヒドを接着剤に使っているので、アレルギー体質の人はシックハウス症候群などを引き起こす可能性も。
シックハウス症候群になるとめまいや頭痛などといった症状に悩まされることになるので、ビニール素材を使用する場合は注意が必要です。


【欧米では主流の紙クロス】
紙のクロスって耐久性が大丈夫なの?と思う方も多いかもしれませんが、欧米では紙クロスが主流。
海外製の紙クロスは、鮮やかにプリントされたデザイン性の優れたものが多くおしゃれな人に人気です。
和紙を使ったものもあり、落ち着いた雰囲気を出したい寝室や客間などに使うと良いでしょう。
素材が紙なので、ビニールと比べると通気性がよく、音も吸収します。
反面、水分に弱く、拭き掃除ができないので掃除がしにくく、シミや汚れがつくと目立ち、時間が経つと収縮して継ぎ目が目立つことも。使いどころが難しい素材と言えますね。


【味わい深い漆喰・珪藻土クロス】
和室には漆喰や珪藻土などを採用したいと思っても、コストが掛かるので断念するケースも多いのではないでしょうか。
そういった場合に、活用したいのが漆喰・珪藻土クロスです。
不燃紙の上に漆喰や珪藻土を貼っているので、実物に近い、素材の良さを味わうことができ、調湿性や消臭性も兼ね備えています。
プリントでは漆喰や珪藻土クロスのような凹凸感や素材感は出せません。
本物の漆喰や珪藻土の素材を使っているので、掃除が難しく、汚れは消しゴムを使うなど手間が掛かる、調湿性や消臭性の効能が本物よりも劣るといったデメリットがあります。


【丈夫で耐水性も高い織物クロス】
織物と言えば着物を想像すると思いますが、織物クロスも高級感、重厚感のある壁紙でホテルや博物館といった厳格な場所で使われるケースが多いです。
織物クロスは、天然素材の綿や麻、天然系化学繊維のパルプやレーヨンを使って作られており、廃棄しても土に変えるので環境にやさしい壁紙と言えます。
紙クロスと比べると織物なので破れにくく、水分にも強いといった特徴がありますが、目が細かいので埃がつくと取りにくく、価格が高い上に取扱い業者が少ないといったデメリットがあります。

【汚れに強いオレフィンクロス】
オレフィンクロスは、合成樹脂であるポリエチレン・ポリプロピレンといった素材が使われています。
汚れに強い、水に強いといった特徴があり、ビニールクロスと似ていますが、燃えても塩化水素などの有毒ガスを出さないので、ビニールクロスの代わりに利用する人が増えています。
ただ、ビニールクロスと比べると価格は高く、壁紙を貼るのも技術が必要です。


【自然素材を使った木質系クロス】
木質系クロスは、薄くカットした木やコルクなどの自然素材を紙に裏打ちして作られています。
無地の素材と比べると自然素材なので温かみがあり、落ち着いた雰囲気が出るので、リビングや子供部屋などに最適です。
自然素材なので、浴室やトイレ、キッチンなどの水回りに使うのは余りおすすめできませんが、防水加工の木質系クロスを活用するという方法もあります。
他のクロスと比べると高額な点がネックですね。


【まとめ】
壁紙(クロス)といっても素材は様々です。
価格と使いやすさでビニールクロスの使用が一般的ですが、シックハウス症候群になる恐れもあるのでアレルギー体質の人は注意が必要です。
又、素材によっては、水や火に弱いなど場所によっては使えないケースもあります。
壁紙を選ぶ際には、デザインだけでなく、素材の特徴を踏まえた上で採用するようにしましょう。

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