新築一戸建てを住宅ローンで購入?!ボーナスや退職金を当てにした返済プランは危険?

給与とボーナス返済賞与は完全に別物です。
上場企業の平均年収はおよそ550万円です。

日本の平均年収は420万ぐらいです。
この平均年収550万円をモデルに考えたいと思います。

給与:35万円×12ヶ月=420万円
賞与:65万円×年2回=130万円

労働基準法で給与と賞与は別物として記載しています。
給与は、必ず支給されなければならないもの

賞与は、支給されるかどうかわからないものであり、
労働基準法第24条において、支給額が予め確定されていない。

確実にもらえるのは給与分の420万のみ。

重要なポイント
→給与とボーナス分けて認識しておくことが大事退職金の金額は不確定

35年ローン フラット35 年収550万円の場合
借入額5428万円 →総返済額 6738万円 総支払額 6829万円

新築一戸建てをたてるためにフラット35で5000万円借りたら

6800万円貸す必要があります。

昔は勤続年数に応じて退職金が決まっていたが今は、ポイント制になっている(人事評価、役職、貢献度)
中小企業の方は退職金なしが大半であり、大企業であっても退職金は減り続けているのが現状。

そのため、退職金をあてにしたローンの返済は大変リスクがあると思われます。

現状、住宅ローン完済は年齢80歳までOKとなっています。

35歳でスタート→完済は70歳
45歳でスタート→完済は80歳

年収のピークは一般的に50代が多く、60代以降は年収が半分に圧縮されたり、下がることが多いです。
そのため、65歳までに完済できればいいのですが、年金受給開始年齢はいつになるか不明、また、金額も不明といった状況です。
※高齢者はケガ・病気のリスクも高い

返済が厳しくなったら?

返済が厳しくなったらプロに相談しよう

返済計画の見直し

放置するのは×

滞納すると
1~3ヵ月で催促状が届く
3~6か月で期限の利益喪失→全額一括返済要求
6ヶ月以降で差し押さえ、競売手続き開始


結論

最悪な自体を想定した上でプランニングしましょう。
住宅ローンは昭和の高度経済成長においては困ることはなかったのですが、今は、終身雇用がなくなり、年金の金額も減少しつつある。
現状、新築一戸建ては、お金持ち以外の庶民は買えないものであり、無理して買うのはやめましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?