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運営者の雑感

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スタジオWeBA(ウィーバ)の運営者が書く、日々感じていることなど。不定期更新。
運営しているクリエイター

2018年7月の記事一覧

#41 嫌いなヤツも時には役立つ

始めにお伝えしておくと、ひとの話ではありません。Gです。 好きなものに向かうエネルギーや行動力が強いのはなんとなく理解していましたが、嫌いなものに向かうそれも、時として凄まじい勢いを発揮するものだな、と実感することがありました。 スタジオの虫対策の話。 運営しているスタジオは1階の店舗のため、虫の侵入を完璧に防ぐのは難しい状況です。建物の2階と3階は居住区間になっていますが1階は倉庫や工場、駐車場を想定していたような作りになっています。なので、外からの侵入、場合によって

#40 無意識にハードルを上げるクセ

「相手の期待を上回る仕事」といったニュアンスのことを聞いたことはありませんか? 仕事は、「相手の想定している期待値を上回る成果を出すのが素晴らしい」という考え方です。会社員だったら、一度は新人研修やOJTで言われたりするんじゃないかな~。 私もこの考え方に何ら疑問を感じませんでしたし、自分自身が ”常に相手の期待を上回りたい” という思いで仕事をしていました。 しかし、この考え方はどの仕事にも当てはまるものなのか? この考え方を常に貫いてしまうと無意識に自分を苦しめるの

#39 ふだん通らない道を通ったのはいつですか?

近隣のお客さんから、月に1,2回掛けられる言葉があります。 「こんなところにこういう場所があるとは思わなかった!知らなかったです!!」 この声をいただくたびにとても嬉しく思っています。 スタジオをオープンして3年目に突入していますが、 近隣のひとに浸透していく時間の長さを感じると同時に、”ひとの習慣の違い”に気づかされます。 運営している側の気持ちとしては、オープン当初、特に1年目はポスティングもしてたし、江東区に特化したメディアにも掲載しているし、スタジオ前の道路を

#38 最初の印象に引っ張られる

こちらの写真は私が住んでいるマンションの裏手側、ゴミ置き場の扉前の写真です。コンクリートから水が滲み出ているところに小石がたくさん置いてある、という写真。 これ、実は最初はこんなにたくさん石は置いてなかったんです。というか、最初は石すらなかった。 コンクリートからどういう状態で水が滲み出てきたのかは分かりませんが、管理人さんが、滲み出る水を塞ごう、もしくは、水たまりを石で埋めようと考えたのだと思われます。 ゴミ置き場前でよく人が通る場所でもあるので気を遣ってくれたのだと思

#37 ”かったるいこと”はやる気のないときにする

やりたくないことはなるべくしたくないけど、避けられないことはあります。私の場合の "やりたくないけどいつかはやらねばならない事案"の代表格は、資料整理と経理処理。 資料整理や片付けが苦手とか嫌いというわけではないです。 同様に経理処理についても、過去10年以上会計に携わってきたので作業自体が難しいとかすごく時間がかかるわけではない。 むしろ、事業自体は複雑な内容ではないから月次の経理なんてめちゃ簡単、ある程度溜めても取り掛かってしまえばわりとすぐ終わる。(この歪んだ成功体験

#36 アンケート結果の裏側を考える

自社商品やサービスを広めるときの発信のきっかけとして 「アンケートでは約8割の人が〇〇と感じています」 といった感じで、アンケート結果を利用することがありませんか? 営業や広報などで、関係する話題のアンケート結果を資料に入れると、なんとなく説得感があるような気分になりますよね。 アンケート結果は多くの場合において「客観的な数字」として捉えられやすく、消費者へのアプローチとしても「こんなに多くの人から共感がある」とか「こんなに多くの人が抱える悩みなんですよ」と、心情に訴えや

#35 相手と自分の”情報量の違い”に気をつける

西日本にもたらした豪雨被害に関するニュースについて、先日放送された映像に多くの批判が寄せられています。 高まる水位の中、車に取り残された人が動けなくなってしまった状況。 ある男性がなんとか引きづるように車の中から助け出して、車が沈む寸前に脱出。あわや、という状況が一部始終、番組の中で放送されたようです。 私はニュースそのものは見ていませんでしたが、ツイッターでその映像を見ました。 見た瞬間、やはり私も「なんでカメラ回してるの?カメラマンは助けないのか?」という気持ちがこ

#34 組織のPDCA、自営のPDCA

何かに取り組むとき「PDCAを回す」という言葉をよく聞きます。特に仕事においては誰しもが聞いたことのある言葉だと思う。 Plan(計画)・ Do(実行)・ Check(振り返り)・ Action(改善行動)、これらをしっかり回すことで、無駄なく効率的に仕事を進めることができる、というのが一般的な概念だと思います。 私も会社員だったときは何の疑問を感じることなく、そのとおりだなと思っていました。むしろCAの部分は重要で、やりっぱなしで終わらせてしまって振り返ることがなかった

#33 体を休ませるのも仕事のうち

スタジオや会社のサイトとは別に個人ブログを時々書いています。会社員を辞めたときに、まずは何か発信していく練習をしなくては、と思って始めたのがきっかけです。ジャンルは雑多、経験談がメインです。 そのブログで、ちょうど一年前くらいに「有給休暇の罪悪感は捨てるべし」というブログを書きました。別に何かの意図があったわけではなく、休むということについて会社員のときに感じていたことを綴りました。 そしてちょっと意外だったのが、タイトルにある「有給休暇 罪悪感」というキーワードで検索さ

#32 脳を騙して甘いものを断つ

甘いものをついつい食べてしまう・・頭ではわかっているけど食べないようにするのは難しい。 こういうお悩みをときどき聞くことがあります。 気持ちはとても分かります。ガマンしようと思うとなおさら「食べたい!!」という反動が出てしまうので、こういうコントロールは難しいですね。 私は元々、小さい頃からあまり甘い食べ物が得意ではありませんでした。飴とかチョコは苦手。 しかし大学生あたりから30代手前までは、ストレスで甘いものを口にする機会が増えました。ただ、食べ慣れていないので口

#31 書けない題材

以前、書いたnoteの中で、「伝えたい」と思うと文章が緊張して伝えたいことが上手く書けなくなるという雑感を書きました。 最近、これに加えてもう一つ気づいたことがあります。 書きやすい題材と書きづらい題材があるということ。 何の題材であっても、基本的に自分が体験したことや感じたことは比較的書きやすい。けれど、自分の気持ちや体験があっても書きづらい題材があります。 私は「体に関すること」について、自分の経験、独学での学んだこと、お客さんを見て分かったことなど、素材はたくさ