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運営者の雑感

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スタジオWeBA(ウィーバ)の運営者が書く、日々感じていることなど。不定期更新。
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2018年5月の記事一覧

#21 いつか必ず仕事につながるという確信

会社員から独立したときも、そしていま現在も、成功する自信はあるか?と聞かれたら即答でNOです。 自信というものは全くないけれど、いくつかの ”ある経験" があったので、会社員から離れてみようと思うことができました。 それは「何気ない仕事が思いもよらない仕事につながった」という経験です。 私は独立する前に3社ほど経験しました。携わった職種は営業企画、経理財務、監査、人事、コンサルなど広く浅くというキャリアです。 私の場合は、一つの領域でステップアップしていくというのが性格

#20 雰囲気を伝えるのは難しい

お客さんが初めて体験申込みをするときに、「誰に教わるのか」以外にも 「他のお客さんはどんな人たちか」 という要素を気にする人もいます。 特に、運動から遠ざかっていた人ほど、この要素は重要に感じている人もいます。 確かに、私自身、ポールダンスの体験に初めて申し込むときは、webの申し込み情報を入力しては閉じ、入力しては閉じ、と、なかなか送信ボタンを押せずにいたので、痛いほど気持ちは分かる。 「若い人ばっかりだったらどうしよう・・」 「自分だけできなかったらイヤだな・

#19 理不尽な要求を呑んでもそこを去ることになる

今月は日大アメフト部のニュースがいろいろな意味で話題になっています。 スポーツ、チーム運営、指導者、コミュニケーション、広報・・個人的には様々な観点で気になることや考えさせられるなと思うことがあるせいか、過熱する報道に「もういいよ」と思う一方、どうしても気にしてしまうニュースです。 そして、理不尽な要求を呑まざるを得ないという状況に直面する、ということも、一度や二度、誰しもが大なり小なり経験することなんだろうとも思っています。 幸い、自分が記憶している限りでは、あまりにも

#18 マルチタスクを止める

会社員のときには、シングルタスクよりもマルチタスクのほうが当然のように「効率がいい」「良いこと」「仕事ができる指標」のように考えていました。 しかし、ここ一年くらいは完全にシングルタスク派です。仕事そのものの種類はいくつかありますが、同じ時間・期間内に「あれもこれも同時進行でやる」という考えは捨てることにしました。 私の現在の仕事は、 ●スタジオ運営・営業活動・雑務 ●インストラクターとしての指導 ●外部の仕事の手伝い 主にはこの3つですが、一番上の部分は細かく分類す

#17 日常接している情報を意識する

現在、平日のうち何日かは別の会社のお仕事を手伝わせていただいています。 その会社でわりと目にするのがTSR(東京商工会議所)の信用情報。 毎日、数件、必ずどこかの会社が倒産する事実を知ります。身につまされると同時に「これが現実、目を逸しちゃいけない」という思いが交錯してついつい確認してしまいます。 もし、会社員のときにこの情報を毎日見ていたら、独立していたか? そんな考えても仕方ないことも、つい考えてしまいます。 日常的に接する情報は、無意識のうちに思考や行動を形成す

#16 同じものでも見えている情報は違う

同じものに対して自分と他人で見え方が違うというのはよくあることだと思います。見え方の違いは、入ってくる情報の違い、その先にある思考や行動にも影響があるんだな、と最近改めて思うことがありました。 先日から理科のおさらいの記事を始めましたが、理科の勉強でいま使っているのは、中学生の参考書とマンガで学ぶ構造力学の2冊。 とりわけ、私はマンガで学ぶ構造力学は、イメージができて理解がしやすいのでとても気に入っています。 なんとなくですが、難しい話でもマンガで表現したものは、どんな

#15 本物か偽物か、判断に迷った

何事も対峙してみて初めて分かること、たくさんありすぎです。 「振り込め詐欺」のような集団的詐欺が日常になってしまった最近では、この刑事さん、本物?偽物?と判断に迷うことがありました。 よく「警察官を装った人物に尋ねられ~」という詐欺ニュースを聞きますが、そういうニュースが流れるたびに頭のどこかで「なんで騙されるんだろう?」と、うっすら他人事に思っていました。 でも、実際にそういう状況に対面すると、本当かどうか分からないもんだなとつくづく感じました。 ことの始まりは、先

#14 がんばっている姿勢を見せること

どうも昔から「がんばっている感」を出すことが苦手です。 「がんばっている感」「やっている感」「忙しい」「寝てない」みたいな類の空気は、どうしても自己満足のようなカッコ悪いような、とにかく受け入れ難くて生理的に受け付けない気持ちがありました。 だから、自分からそういう部分の自己開示をするのは苦手というか、できそうにない・・と思っていました。 けれど、昨年の秋にお客さんから言われたある言葉に思うことがあり、がんばっている姿勢を見せるのもアリ、というか、必要というか、そこも含

#13 事業計画段階では見えていなかった売上単価の作り方

スタジオをオープンしてから約2年経ちます。 経営については日々思うところがありますが、事業計画については 特に難しいと痛感しています。 現実は、開業時に作成したときの事業計画からは狂いまくっています。 「こればかりはやってみないとわからんよ」と思いつつも融資を受けるためにも必要だったこともあり、それまでの自分の経験、調べられることは調べてかなり入念な準備をしていました。けど、やっぱり計画段階では見えてなかったことってたくさんあるものですね。 そもそもフィットネス事業という

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#12 ”直感を磨け、分析こそ全て” by HIROMIX

フォトグラファーのHIROMIXさんが、2002年に出した「HIROMIX 01」の表紙に書かれていたコピー。 「直感を磨け、分析こそ全て」 書店で目にしたときに、このコピーをすぐに気に入って即買い。頭の片隅にいつでもあって、すごくお気に入りのフレーズです。 どんなシチュエーションで出てきた言葉なのかは、わからないのですが、私は字面通りの解釈をしています。 直感って、なにかが急に「ピン」と降ってくるイメージですが、ピンとくる背景には何かしらの自分の経験が影響していると

#11 食べるか話すかどっちかにしたい

2年前くらいから、初めて会う人や、あまりお互いのことをよく知らない関係性で食事をするような場合、そのとき口にする料理の味がほとんど分からない状態になってしまいました。 気心知れた人たちとの食事は問題ないのですが、人に招かれた食事会や、異業種交流の場、2,3回しか面識がない人との宴席ではこうなります。 味が分からないというのは、何も味がしない、というより、成分の味だけしか分からないような感じです。 たとえば、「オリーブオイルの味」「出汁の味」とか、味覚に通じるものは判別でき

#10 流行りに乗るのも一つの手

GWに入って、ふと昨年のことを思い出しました。 ちょうど、昨年のいまごろ、エンジェル投資家の方と話をする機会がありました。 タイトルには「流行りに乗るのも・・」と書いたけど、「流行りに乗れなかった、乗らなかった」という話です。 スタジオをオープンしてから、個人向け(to C)のお客さんだけでなく、なんとか企業向け(to B)のサービスを作って売りたいな、と常々考えていました。 というか、これは今でもその気持ちは変わらず、どちらかというと私が力を入れているのは企業向けの