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♯1 得意なことだけやっていくと決める。

フリーランス推進活動家のYUKOです。
現在は(WEBデザイナー・講師業・WEBコンサル)の3本柱でフリーランス活動をしています。

 ◾️この記事のおすすめの人
・フリーランスになってから3年未満の人
・会社員で、これからフリーランスになってみたいなと思っている人
・経営者で、他の人の生き残り戦術を知りたいと思っている人

これまでたくさんの人たちに会ってきて、思うことはいろいろあるのですが、一つ言えることに、真面目で仕事熱心な人ほど、自分に厳しいルールを敷いている場合が多い印象があります。
例えば、〇〇であらねばならない!や、〇〇しなければならないなどの思考です。

  • 英語が話せるようにならないといけない

  • 自炊を毎日して、ちゃんと料理を作らないといけない

  • デザインもコーディングもプログラムも営業もマーケティングも全てできるようにならないといけない

20代の私もどちらかというと、このように人と比べて、
もっとこうしないといけないというルールを自分に知らず知らずのうちに
課してしまっていた気がします。
ストレングスファインダーというテストでも、日本人はこの特性である『最上位思考』の持ち主がとても多いそうです

しかし、本当はそんなことはないのです。
むしろその思考のせいで、自分の可能性を伸ばすことが難しいというジレンマに襲われてしまうことがあると思っています。

そこで今日は、段階を踏みながら得意なことを伸ばしていくことで
成果をあげ、自分の能力が研ぎ澄まされていくという話をしてみたいと思います。


はじめに

まず、やることは簡単です。
自分が得意なことと不得意なことを箇条書きで良いので紙やパソコンのメモ帳に書いていってみましょう!
例えば、下記は私の得意なことと不得意なことの一例です。

◆得意なこと(人よりも簡単にできること)

  • 文章を書くこと

  • もの(主にデザイン)を作ること

  • 初対面の人と仲良くなること

◆不得意なこと(人よりも習得に時間がかかること)

  • 暗記が必要な勉強(記憶力が悪いためNG)

  • 英語が話せない

  • チームプレイが必要な球技や水泳

ここでも、ネックになってくるのがこのレベルなら誰でもいるじゃないかという話です。
自分に厳しい人が陥りがちな罠だと思うのですが、過去に人に褒められたり、喜ばれたりたりそんなレベル感で全然OKだと思います♪

手放していく

◆不得意なことはもうやらなくて良いんだと心の中で宣言する

先ほどあげた、不得意なことで自分にやらなければいけないとかしていたものはなかったでしょうか?
例えば、ダイエットや英語の勉強などはコツコツ継続することが得意な人や目的意識を持って挑んでいる人はやるべきかもしれないのですが、
そうでない場合は、世間の評価などを気にしてやろうとしているだけかもしれません。

自分の例で話をしますと、
フリーランスなりたての頃はホームページを請け負った時に、自分で1から100まで全て行っていました。
お客様との打ち合わせから、ワイヤーを引いて、デザインをして、コーディングして、納品するところまでです。同時にロゴやパンフレット、写真の撮影の立ち会いなども全て一人で行っていました。

ところがその頃出会った別のフリーランスの女性から、全ての工程を一人でやっているなんて勿体無い!
デザインが得意ならその他は外注して、デザインだけやればいいのにという意見を聞いてびっくりしました。

全てをやっていることに誇りを持っているのに。。と反発した記憶があります。

しかし、その後トラブルが多いのはいつもコーディング作業で、クオリティの低さを責められてしまった時に改めて考え直し、私は基本的にはデザイン一本で行く!
と心に決めたのでした。

掛け算する

◆得意なことを伸ばすために可能性を探る

今度は、得意なことを掘り下げて考えていきたいと思います。

例えば自分は、デザインが得意だと気がついたとして、
デザインでのお仕事を取っていくことになると思うのですが、
それもやっていく中で低迷期が訪れる期間が必ず出てきます。
あるいは慣れてきて、飽きてくるという人も少なくはないのでしょうか?

得意なことは、人より簡単にできてしまうところに罠があると思います。
人は簡単にできることをすぐに手放したり蔑ろにしてしまう習性があるからです。

そこで、私は得意なことと別の可能性を掛け算して考えてみるというのが
有効になると思っています。
その方程式は?

  • 得意なこと×別の可能性

  • ブログを書くこと×教えること

  • ホームページのデザインを作ること×教えること

  • いろんなツールを覚えること×教えること

という具合で、可能性として教えることというのを
掛け算に加えただけで得意なことを発展させる術が見つかりました。

これは、あくまでも教えることが苦じゃなかった場合の話になるので
人によっては違うものが掛け算に入ってくると思います!

逆に教えていく中で、教えている方が得意なのかも自分は?
と思ってそちらに完全に舵を切った知人もいます。

あるいは、SNSが得意、営業が得意という感じで、他の人も欲している
別の需要に応えてあげる可能性もあると思います。

そのためには1年に何回かは、何か新しいことにチャレンジしてみる機会を
作ると良いのかもしれません。

分解する

◆得意なことの中身を分解して、一番得意を見定める

例えば、ブログをつくるのが得意!だと気がついたとして、
ブログを書く工程にはどんなものがあるのか分解してみましょう。

  • ブログのネタを探す(1番目に得意)

  • ブログの全体の構成をざっくり作る(2番目に得意)

  • ブログのタイトルと見出しを考える(4番目に得意)

  • ブログの記事を書く(3番目に得意)

  • ブログに必要なサムネイル画像などの素材やデータを作る、探す(不得意)

  • アクセス解析をする(トレンド分析、競合分析など含む)(不得意)

  • SNSで告知したり、集客を考える(不得意)

という工程があったとします。

そうした時に、自分はアイデア出しと、記事を書くのは得意だけれど、
毎回、画像を作ったり、アクセス解析は苦手だなあというのが見えてきたとします。

そしたら、そこはもしかしたら別の人にお願いすることにチャレンジしてみても良いかもしれません。

そして、一番得意なことに全力投球してみましょう!
記事を書くことが得意なら、毎日必ず2〜3本くらいのストックをあげることを目標にしてみるのです。
早くて良質な記事を書くために、AIを使ってもいいかもしれません。

そうすることで、時間的な効率化も進むので自分の時間単価が上がっていきます。

アクセス解析やSNS運用は外注して改善をし、良くなってきたらさらに
その良い点を取り入れた状態の記事を爆速であげていきましょう。

全部を自分でやらない!手放していく!
をここでも実践していきましょう!

幅を広げる

◆一番得意なことの派生で出てくる、キーワードを書き出してみる

先ほど、ブログを例に話をしたのでそのままブログで例を出していきたいと思います。

・ブログのネタを探す(1番目に得意)✖️発信する/教える

から、派生するキーワードを考えてみます!
noteの人気キーワードが『ビジネス』『お金・投資』『節約』だとして
その中でも『お金・投資』に知見を生かしたブログを書いていたとしましょう。

その場合、同じビジネスならきっと上手くいっている人のやり方を知りたいと思っている人も多いと思います。
そしたらそのノウハウを記事に書くのです。

ネタに困っている人向けのブログをどんどんあげていきましょう。
もしその人がSNSをやっているのだとしたら、DMなどで声をかけてみ良いかもしれません。

・ブログのネタを探す(1番目に得意)✖️経営者向けにアドバイス

経営者の人は、自分の事業を広めるのに有効な集客方法を探していることが多いです。そのためにブログをイヤイヤやっている人もたくさん知っています。笑
そのため、経営者の人の悩みを聞いてあげて、
それに有効なネタを提供するなんて仕事も見つかるかもしれません。

掘り下げる

◆一番得意なことは誰にも負けないスキルを磨き上げる

ここまでくると、

・ブログのネタを探す(1番目に得意)

についてかなりの知見がたまってきたのではないでしょうか?

ここからは、自分の新しい商品としてパッケージ化し販売することも可能なレベルにまで登ってきている可能性があります。

商品化って何?どうやってすればいいの?
のような話は、Youtubeでもたくさん発信している人がいるので、無料で勉強することが可能です。

また私の方でも別の記事で載せていく予定なので、ぜひ良かったら見にきてください♪

タッグを組む

◆限界を感じたら、別の人と組んでバトンを渡していくことも検討する

さて、全力で一番得意な分野で頑張っていったとしても、
世の中にはもっとその分野で才能がある人がたくさんいることを知っていくことにもなるかもしれません。

私自身、デザインに関してはそこそこ負けない自信があるものの、
じゃあ、一流のデザイナーである佐藤可士和さんに勝てるかと言ったら
絶対に無理でしょう。

また最近では、同じフリーランスデザイナーにもたくさんすごい人はいることを知ってきています。

そうなってきたら、その人に座を明け渡していきタッグを組むことを考えてみませんか?

例えば、自分自身はwebディレクションを最近ではお願いされることが増えたのですが、その分野が世間から求められていることに、今更ながら知る機会が増えてきました。

それから、ノーコードツールのSTUDIOを使ったツールで、サイトのリニューアルを過去のお客様に提案したら喜んで受けてくれるということがあり、
その結果、WordPressに次ぐこの分野の可能性を体感で知ることができました。

じゃあ、もうwebデザインを出来る人にお願いしていくフェーズなのではないだろうか?

自分は例えば、webデザイナーが苦手なロゴの制作や紙媒体の制作、お客様を取ってくること、webディレクションをどんどん受けていくということもありかもしれません。

ぜひ皆様も、自分のことに置き換えて考えてみてください♪

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