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[辛かったシリーズ]会社員時代の話 #1

私も32歳になるまでは、普通の企業に勤める会社員でした。
今回は、そんな会社員時代に辛かった時の話をしてみようと思います。。

初めて、デザイナーになる決心をしたのは大学四年生の夏頃でした。
それまでは、雑誌の編集者として働きたかったので、小学館などの出版社への就職を希望していたのですがことごとく惨敗。

それで、就職どうしようと悩んでいた頃に、たまたま実家へ遊びにきていた
広告代理店の社長をしていた叔父から
これからはデザイナーとしてして手に職をつけるといいぞ。
という助言をもらったことがきっかけで、デザイナーになったのでした。

今と違って、デザイナーを志すような大卒の人間は少なかったので、
すぐに近くの不動産関連の広告代理店へ就職はできたのですが、
入ってからは地獄の毎日笑

大学四年生の夏にちょろっと通った、専門学校のDTPデザイナーコースを受けただけの私は、
デザイナーとしての基礎知識もセンスもなかったので
毎日深夜残業、先輩からはセンスがないと怒られる日々でした。

せっかく任せてもらった、大手不動産の広告のチラシも上手く対応できず失望されたことを今でも覚えています。

平日は車で通勤していたのですが、9時に出社し
ひどい時は2時3時に退社なんていう日もザラにありました。
土日もほとんどを会社の人と一緒に過ごす毎日だったので
プライベートと仕事の境目が全くない状態だったと思います。

そんな日が続くと寝不足気味になるので何度か事故に遭いかけたこともあります。
今では笑い話ですが、
帰り道に車でガードレールにぶつかりそうになったり
車で朝走っていたら、タイヤが摩耗しバーストしていたなんてこともありました。^^;

あと、先輩からのパワハラ・モラハラ?も今から考えればたくさんありました。

それでも我慢できたのは、仕事に関しては純粋に好きだったからです。

自分で作ったチラシが新聞の折込になり、
それを毎週見れるのが何よりの楽しみでした。
少しずつデザインが作れるようになってきたことも嬉しかったです。

しかしそんな毎日が続くはずもなく、肉体的にも
精神的に追い込まれた私は、突然会社に行くのが怖くなってしまい、
そのまま会社を辞めることになりました。

さらに自分を失望させたのはそんなに働いていたのにも関わらず、
月収は手取りで17万円ほど。。という事実。

今ではなぜそこをすぐに辞めずに、固執していたのかまっったく信じられません。

続く

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