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【Interview】SPLENDID GOD GIRAFFE――新たな手札で挑む、“第二部”の開幕

9月28日にリリースされた4th SINGLE「CROSS FADE / High Discus」は、9月末にファイナル公演を迎えたAutumn ONEMAN LIVE TOUR「CROSS FADE」の軸となっていた。今回の作品及びワンマンツアーには、SPLENDID GOD GIRAFFE的新たな挑戦がたくさん詰まっていたことを踏まえ、ツアーを振り返りながらシングルについてメンバーに語っていただいた。2025年に3周年を迎えるタイミングには「麒麟三年搾り」と題したワンマンツアーと、主催イベントツアー「新東京遊撃作戦-3rd-」といった恒例のスケジュールも決定。大きなステップアップを遂げ、“第二部”へ突入したというリアルタイムなSGGに迫ったロングインタビューをお届けする。


【今回は曲ありきの、リリースに関するツアーをやりたかったんです】

――まずは、ONEMAN LIVE TOUR「CROSS FADE」を振り返りたいのですが、ズバリ今回はSGGにとってどんなツアーになりましたか?

公佑 このバンドは、まだワンマンツアーを1回しかやったことがないんですよね。それが2周年のときで、バンドの周年ツアーっていうことで「たくさんの人にSGGを知ってもらいたい」っていう気持ちで回ったんですけど、今回は曲ありきの、リリースに関するツアーをやりたかったんです。

――いわゆる、リリースツアーですよね。バンドにとっては割とスタンダードなツアーの組み方だと思うんですけれど、実はそれがSGGにとっては異例なケースといいますか……。

公佑 今までは曲ができたらすぐにライブでやっちゃうスタイルだったから、まさしくそうですね。だから、今回は正直どうなるのかあんまり想像できないまま始まったツアーではあったんですよ。新曲も、「CROSS FADE」はツアー初日から全箇所でやってましたけど、「High Discus」はせっかくだからリリースしてからライブでやろうと思って、初めてリリースしてからライブでやるっていう披露の仕方をしたんですけど、そういうのもやってみたいなと思ったんです。

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