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【Interview】Ashmaze.――前進するために愛すべき過去

両A面Single『カルマ / 「時代」』がリリースされ、今作を引っ提げたONEMAN TOUR 2023-24 「PARADOX」を行っているAshmaze.をキャッチ。新曲「カルマ」と、リレコーディングされた「「時代」」のそれぞれに込められた想いを探る。いずれもこれまでバンドが培ってきたものや乗り越えてきたものが反映され、彼らの魅力やポテンシャルを十二分に発揮した作品となっているが、この作品をメンバーはどう語るだろうか……? そして、現在行っているワンマンツアーのファイナル公演は2024年1月22日、Spotify O-EASTにて。ツアーの初日、かつてコロナ禍に立ったSpotify O-WESTという舞台を最新の姿で更新し、新たなスタートを切ったAshmaze.の進化は現在進行形で進んでいる。

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サイン入りA4ポスター(メンバー全員1セット)2名様
(記事購入の読者様対象 / 応募締め切り2023年12月29日(金) 18:00)
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【“業”(ごう)を抱えて前に進むことをテーマにしようっていう心境だったんです】

――今回は、『カルマ / 「時代」』の両A面シングルですね。まずは、「カルマ」のお話から伺っていこうと思いますが……。

詩結 制作に関しては、もはや懐かしい感じになっちゃいますね。「Unity」ツアー中だったので。

双真 そう、5月~6月だったかな。

――初披露は、8月4日の「Unity」ツアーのファイナル公演(恵比寿LIQUIDROOM)でしたからね。そこで「カルマ」を初めて聴いた時から、かなりインパクトがありました。

詩結 始まりの“あの感じ”を、双真がやりたいって言って。

双真 曲の始まりの部分だけできているデモを詩結に渡して、それをもとに曲として仕上げてくれたっていうのが正しいのかな?

詩結 そうだね。毎度のことながら結構破天荒な感じで飛んでくるので、双真のデモは(笑)。

――その、始まりの“あの感じ”というのは、〈ウォーウォウォー〉のところ?

双真 そうです。そこから広がっていくような、インパクトのあるイントロから曲に入りたいなっていうイメージがあったんです。今回は衣装先行っていうのもあったんですけど、 “罪と罰”というテーマは先に決まっていましたね。失敗の多い人間というか、それで自分のことを愛せなくなったり罪悪感に囚われてしまったり、そこから前に進むためには自分が積み重ねてきてしまった罪や罰もすべてひっくるめて愛せるようになりたいっていう、“業”(ごう)を抱えて前に進むことをテーマにしようっていう心境だったんです。

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