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ボーイのサイトリニューアルVol.5 【コープ食品株式会社】

こんにちは。クオートワークス所属のワタナベ(@ws0606)です。前回から日が空きましたが今回も実在の企業サイトをモデルにリニューアルを行いました!今回は前回と違いヒアリングからデザイン作成まで、ムラマツさんノータッチで完全に自身の裁量で進めました。

前回ではデザインの反省も多かったため今回は初心に立ち返って、サイトトレースや分析の期間も挟んで挑戦しました。

題材にしたサイト


リニューアルしたデザイン

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制作フローについては以下の流れに沿って説明していきますね。

01.サイトの選定について
02.ヒアリング、課題の設定
03.ワイヤー作成
04.デザイン作成

01.サイトの選定について

今までのリニューアルはある程度コンテンツが揃っているサイトを題材にしていましたが、今回はコンテンツもゼロから提案する練習も兼ねて、敢えてコンテンツが揃っていない古いサイトを選定しました。

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02.ヒアリング、ゴールの設定

今回も最初にヒアリングを実施。といっても今回は一人で行ったため、ヒアリングシートをベースに会社の立ち位置や評判、現状の事業をリサーチして自問自答しながら、ゴールを詰めて行きました。

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ヒアリングやゴール設定の詳細はこちら。

リニューアルサイトの方向性としては

お問い合わせによるリードの獲得は目的としていないため、サービスや商品を売り込むといったビジネス的な訴求の優先度は低い。
人材確保を最優先として、求職者に向けた会社紹介、アピールのコンテンツを大きく押し出していきたい。魅力的な職場であることがコンテンツでアピールされている。

といった部分からビジネス的な訴求(弊社を選ぶメリットや優位性のアピール)よりも会社の理念や取り組み、働く人にフォーカスされたコンテンツをプッシュ、企業のカルチャーや魅力が紹介され求職者の応募に繋がるサイトという位置付けに決定。コーポレートサイトではあるが「採用」に比重を置いた構成にしました。

03.ワイヤー作成

課題設定、ゴールの抽出が出来たので次はワイヤーの作成。
構成としては大きく分けて2つ。

前段にはどういう企業であるかを知ってもらうための紹介コンテンツを集約。企業のカルチャーや姿勢、強みの掲載。「数字でみる〜」等、事実を利用して企業の価値観を訴求。

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企業の考えを理解して貰った上で後段では募集職種、社員の声等、具体的な採用に関する情報を掲載。

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コンテンツの見せ方や構成に関しては、下記のサイトも参考にしました。

投資家、採用者向けの情報に特化。
「7つのバリュー」「31の約束」など企業文化を明文化したコンテンツが充実しており、会社の価値観や考えが分かりやすくコンテンツとしてまとめられている。

投資家、採用社向けに特化。特に投資家情報はかなり力を入れており、
メニューにも株価、IR情報を乗せるなど、情報を拾いやすくする導線の工夫が随所にされている。

04.デザイン作成

ところでサイトリニューアル初期の頃は「自分の出癖でデザインしない。参考を探す」と語っていましたが、ある程度慣れてくるとつい手癖が出てしまう時があり、最近はそこが非常に良くないなと感じていまして…。(これは前回の反省でもあります。)

手癖脱却と良いデザイン研究のため、今回はベンチマークとなるデザイナーを明確に設定してかなり参考にさせて頂きました。特に参考にしたのはこの2名の方です。

宇都宮 勝晃さん(Shhh inc.)
中村 文隆さん(STUDIO DETAILS INC.)

さらに言うと今回は宇都宮さんがデザインしたメイテックのコーポレートサイトが大きなベースになっています。文字周り等、トレースした気づきがかなりあったので、今回のリニューアルでかなり参考にさせて頂きました!

宇都宮さんはサービス、プロダクトのビジュアルの見せ方も凄く上手いため、この部分もかなり参考にさせて頂きました。

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中村さんはレイアウトやあしらいの作り込みでかなり参考にさせて頂きました。というより正直、そのまま参考にしてる部分もあります。べ…勉強ということでここは1つ!


まとめ

今回はベンチマークとなるデザイナーさんが制作したサイトをトレース、研究した上でリニューアルに挑んだのですが、この方法は学びが多く、リニューアルデザインにも上手いこと落とし込めたので、このやり方で続けようかなと考えております。その方の持ち味なんかも知る事ができて、学びが深いですね!

それではまた次回!


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