見出し画像

ボーイのサイト分析まとめ34

画像1

日本的な要素と力強いメッセージの訴求。UIを活用した情報整理。

古民家再生事業を行う企業のコーポレートサイト。歴史的建築を利用した地域の魅力発信や文化の継承がコンセプトになっているだけあり日本的な情緒を感じる要素を入れている。さらに事業の熱量をストレート伝えるため、メッセージをダイナミックに見せる構成、ワンページ型のサイトとしてUIを上手く活用した情報整理も行っているのが特徴的なサイトになっている。

縦組みの多用。日本家屋を思わせる白壁の質感。

画像2

画像3

サイト全体では見出しやメッセージに縦組みを多用。日本的な文字組を入れて会社のコンセプトに紐づけた見せ方をしている。コンテンツの背景には白壁を思わせるテクスチャを使い古民家の年期を感じさせる質感にしている。

画像4

印象的だったのは名刺風に並べられたスタッフ紹介コンテンツ。名刺という日本的な見せ方に加えて、ビジュアルが無いと淡々とした印象になりやすいスタッフ紹介でもレイアウトを工夫する事で目を引くデザインに仕上げている

ダイナミックなフォントの使用でメッセージをストレートに訴求

画像5

画像6

フォントサイズが大きく、線のウエイトも太く設定されており、サイト全体でパワフルな印象になっている。大きなフォントでストレートに表示することで、ダナミックで熱量を持った見せ方になり事業に対する高い意気込みが感じられるサイトになっている。

UIを活用した情報整理を行い、ワンページサイトでも無理のない構成に仕上げる。

情報量の多い箇所はモーダルやアコーディオンを使用して情報整理。ワンページサイトでも情報過多な印象になっておらず、スッキリとしたサイトに仕上げている。

スクリーンショット 2021-12-28 0.41.03

画像7

さらにスマホではPCで個別に見せていた情報を集約、アコーディンUIをモーダルに変更するなど、単なるレイアウト違いに終わらせず、スマホに最適化された見せ方を提供している。

画像9


今週気になったサイト、記事

実績以外写真を一切使わない構成のサイト。シンプルながらも余白や行間が綺麗にまとまっておりビジュアルに頼らない分、文字周りがしっかりとされているサイト。


グラデーションの配色が鮮やかなで、清涼感を感じさせる仕上がりになっている。事業同様、会社自体も女性が活躍できる環境である事を大きくアピールしており、ターゲットを明確に絞った構成となっている。


機能性に特化したサイトながら図やマップのクオリティも高く、見た目の部分も配慮されたサイト。病院関係のサイトはデザイン性を犠牲にして情報を詰め込むタイプも多いが、このサイトはどちらの両立も目指そうという気概も感じられる構成になっている。

もはや翻訳はこれ一択になりつつあるレベルの拡張機能。WEB系だと特に海外ドキュメントを読みたい機会もあるため凄い助かる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?