放デイを諦めた話|引越し後の長男

3月末に引っ越してからはや1ヶ月がたちました。
長男は小学2年生ですが、学童が満員とのことで入れず…放デイと日中一時支援事業所を利用して放課後を過ごしてもらおうと思っていました。
地域の生活支援センターや役所にも相談をして見学に行き、先日は体験に行ってきました。

結果、長男が号泣しながら帰宅

送迎付きの放デイの体験だったのですが、
前日までずーっと行きたくないと言っていて…朝の時点でも迎えに来てくれた車にちゃんと真っ直ぐ座れず心配はしていたけど、(難しそうだったら連絡もらえれば迎えに行きますと伝えていたものの)帰りまで連絡こず、案外楽しく過ごせてるのかなーなんて思ってたら、送りの車から降りてきて先生と言葉を交わすこともなく帰宅。

その後先生から
「学校の先輩(上級生)に対する態度や口の聞き方ではない」
「とにかく態度と口が悪い」
「学校の先輩たちはみんなかなり我慢している」
「かなりキツく怒っときましたので」
と、怒涛のクレームでした。

そんなこと言われてさ、もちろん申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
長男の態度の悪さも口の悪さも想像がつくし、大人でも腹が立つというのもよーーーく分かる。
でもさ、放デイだよな?
障害や特性を持った子の居場所になってくれるところじゃないん?
という気持ちも。

帰ってから長男は30分くらい号泣で。
本人も上級生に悪口を言った認識はあったらしい。
ずっと落ち着かなくて言ってしまったとのこと。

ここで私は思う。
もちろん態度悪いのも口が悪いのも普段から見てる私からしたら想像がつく。よくわかる。
それで周りの子たちが嫌な思いをするのは良くない。
でもさ、落ち着いて話せる環境の中で怒らずに話してくれたら長男は十分理解ができるし、クールダウンさせてもらえたら気持ちの高ぶりも落ち着くんよ。

それは生活支援センターの方にも伝えてたし、特性のある子にとってはあるあるなんじゃないかと思う。

結局、長男は知らない場所・知らない人・知らない車・知らない大人への不信感が増し増しになっただけで行って良かったことなんて一つもなかったらしい。

先日見学に行った日中一時支援事業所も放課後のため送迎付きだけどとても行けそうにない。
本人の拒絶反応がひどい。

トラウマって言うと大げさかもしれんけど、長男の居場所が消えたことは確か。
家と学校以外の、貴重な社会勉強の場も、他校の同年代や上級生と関わる機会も、これから先の長男が生きやすくなるための療育も、なくなった。

放課後の居場所がない。でも私は働かないといけない。
誰も見てくれる人が居ない家で過ごさないといけなくなってしまった。

引っ越してからいろんなことが上手くいかない気がしてる。
次男も保育園落ちて幼稚園に行かないといけないから私の働く時間も制限されるし。

困り事が増えたなって。

とにかく今回の放デイに関しては、日中一時支援事業所も含めて長男が安心して行ける場所ではなくなったから利用しないことに決めました。
長男の放課後の過ごし方については対策を考えていくしかないから頑張る。

安心して穏やかに過ごせる日がきますように。

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