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ChillTime☆もっと平気で、ハミ出しちゃえばいいんだ。

つくづく思います。

どんなに年を重ねていても考えごとは尽きなくて、けれど枝葉末節しようまっせつとらわれていた頃とは違い、人が成熟すると情報処理能力は格段に上がる、はずです。

でも、若い人たちに対して白状すると、そんなことはない。

囚われていることというのは、会社の上司、部下、子ども、妻、夫、あるいは住宅ローンのことかもしれない。

私たち人間はどこまでもどこまでも、囚われの身なのです。

だから、noteやInstagramやTwitterなんかで、Explosionばくはつ(発散)することがあるのです。

でも、そこで仲良しさんができてしまうと、また嫌われたくなくて遠慮して、発散できずに自分をがんじがらめにしてしまうかもしれない。

そんなとき私は、故岡本太郎氏が生前、画家に転身したジミー大西氏に宛てた手紙のことを思い出すのです。ジミー大西氏は、某テレビ番組の企画のチャリティーオークションで出品した絵画が、予想を大きく上回る値で落札されてから画家になりました。

迫力あるよ。いいじゃない。少しまとまりすぎてるぐらいだね。紙の四角い枠を気にして描いてる。もっと平気で、ハミ出しちゃえばいいんだ。もっと良くなるよ」 出典:BIGLOBEニュース(2021年4月24日)

岡本太郎氏のこの手紙のことは、ジミー大西氏があらゆるところで発言しているので、知っている人も多いでしょう。

私は10代の頃から岡本太郎氏の作品が大好きで、自分でも油絵を描き、実は高校での授業が終わって、アルバイトのない週1日、親には内緒で住んでいる別府市からこっそり大分市まで電車で行って、デッサンを学んでいました。もちろん、授業料はアルバイト代からです。

これも〈ハミ出し〉ですよね。

そんなふうに絵を描くことも好きだったので、高校を卒業して、すでに上京し、大人になっていた私にも岡本太郎氏の言葉は強く響きました。「あなたがハミ出しても、決して僕は失望しないよ」そう言われている気持ちになって、嬉しかったのです。

「人の目を気にしてまとまらなくていい。もっとハミ出してしまえ!!」

な~にか窮屈だなと感じたとき、それはハミ出すときだと考えています。残念ながら、諸事情で絵画はいったんお休みしていますが、その他の1つが一人旅の始まりだったかもしれません。

僭越ですが、noterさんには何も恐れずハミ出して創作して欲しいです。私もハミ出しちゃうので笑。

芸術は爆発ばくはつだー!!

そう言っていた人こそ岡本太郎氏ですからね笑。

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