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《留学中のお話》違うことばかりの高校生活

今年はいつもと少し違う「夏休み」です。
お盆休みとは言え、仕事以外で帰省をしないのは初めてです。

さて、アメリカの夏休みは州や地域によって異なるので、一概には言えませんが・・

私の住んでいたノースカロライナ州のOnslowは
すでに新学期がスタートする時期。

今年は様子が違うと高校で理科の先生をしている友人から連絡がありました。

ではでは、今回は留学中の高校生活について。

・授業は自分で決めるもの
・ロッカーが開けられない事件
・1,200人の大移動

授業は自分で決めるもの

学校生活をスタートするにあたって最初にすること

授業選択

そう、自分の時間割を自分で決めるんです。
まるで大学生のように授業は1人1人違います。

私もママと一緒に学校が始まる前日、担当の先生と授業を選ぶことになりました。

実はこれ、アメリカに来て2日目の出来事。
自分で決めるんだ!という驚きよりも時差ぼけでボーッとしたまま物事が
進んでいたような笑

理解できたのは、英語とアメリカ史が必須ということ、
この科目は同じGrade(学年)のクラスで受けることはわかりました。
それから、理数系のクラスを各1科目取ること。

私の学校の場合、授業は1コマ90分の4時限で前期・後期制
年間で受ける授業は全8科目、うち半分は自分で好きなものを
選択していいってことですね。

カウンセラーの先生とママと相談した上で決まった授業はこんな感じ

■前期
英語、Clothing(家庭科の裁縫のみ)、アメリカ史、Geography(地理)

■後期
P.E.(体育)、Algebra(算数)、Keybording(PC 入力)、Marine Science

理数系は苦手だと話をして、より苦手な数学は日本だと中2くらいの基礎クラスを
理系は海が好きなので、馴染めるんじゃないかとMarine Scienceをとりました。

あとは、友達を作るのに英語のコミュニケーション力があまり必要ない
実技授業が良いだろうとClothingとP.E.をとりました。

KeybordingはPCのタイピング技術を学ぶ授業。
キーの位置を覚えて、ひたすらタイピングを続けるというシンプルなものですが、
今に一番役立っていると思える授業です笑

高校卒業して働く人たちも多いので、就職するための基本スキルを
身に付ける科目もたくさんあります。

ロッカーが開けられない事件

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[アメリカのハイスクールと言えば、ロッカー笑]

ハイスクールドラマが好きな人にはお馴染み
あの廊下にズラーっと並ぶロッカー

最近はiPad利用も進んでいるので以前のように使わないようですが、
私が住んでた頃はみんなが使っていました。

何せ、教科書が重くて、おっきい!

アメリカンサイズってここもか!!と思ったのを覚えています。
だから、リュックは大きくてしっかりしたものをって
言われたんだと納得。

英語やアメリカ史はまるで辞書のようで、6センチくらい
薄いものでも厚みが3-4センチはあったかな。

でもって、教科書は使い回し。
新品を一人ひとりに配ったりはしません。

これは公立だったからかもしれませんが。

なので、それぞれにブックカバーを作ります。
茶色のクラフト紙の買い物袋を使って、次の年も使えるように。

あれ?意外にエコじゃない?なんて思ったような・・

ということで、宿題がなければ教科書は置いて帰ります。

このロッカーが意外にクセモノ

マンションなどのポストと同じように3つの番号が決まっていて、
順番に右、左、右ってダイヤルを回すと開くんです。

本来ならスッと開くんです。

ホストシスターが教えてくれたときはできたんです。

これが、それ以降1ヶ月はまともに開けられない・・

まぐれで開いて、ランチボックスを入れた日は
ランチタイムに悲劇が・・

お昼に行きたくても、ロッカーが開かない!
お昼ご飯が食べられない・・

ぴえんっ😢

しかも、私のロッカーはセカンドランチの生徒が使う教室の並び

10分の休憩時間に開けられないと警備員のおじさんに叱られちゃうんです。
本物の拳銃🔫を携えて・・恐いよぉ。

何度か失敗して、注意も受けて・・半泣きになって。

ホストシスターとはランチタイムが違うので、助けて!とも言えない。
周りにいる人に頼る他に道はない!

ということで、I need your help.と言っては
毎度Clothingのクラスメイトに開けるのを手伝ってもらってました。

慣れたらね、それが嘘みたいにバッチリ開けられるんですけどね笑

困ったら、周りにhelp!というしかないと学んだのはこの一件からだと思います。

1,200人の大移動

当時の学校の生徒数は1,200人

大きな学校に通っていたら、1,200人なんて大したことないけど

田舎で育った私にとっては通常の4倍

女子校育ちにとっておっきな男の子もいる学校

人種もバラバラで1,200人ってすっごく多い!

日本と違って、教室移動は生徒がする

ことをわかっていなかった初日

1限目が終わってそのまま座ってたら、ホストシスターの友達が

次の授業が何かを尋ねてくれて、一緒に移動することに

そこでわかりました、そうか!生徒が教室移動するんだって。

これも最初は驚きました笑

で、教室を出た途端、人の多さにびっくり!

同じ学年(10th Grade)の教室からの移動だととにかく
男の子達ががおっきくて笑

180cm以上なんて普通にいて、高さも幅もあるので、
その中を歩くのに最初はキョロキョロ、もたもたして、
みんなが笑いながら「こっちよ」って手を引いてくれてました笑

後から知ったことですが、ホストシスターは彼女の友達に
日本の女の子を預かること、Tokoが困っていたら助けて欲しいと
話をしていてくれたらしいです。

泣いちゃう😭

今も仲良しのホストシスター。お互いにシスターと呼びます。
愛すべき妹は今や2児のママでキャリアウーマン。さすがっ!

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