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夫婦で旅行業、仕事=社会貢献だ〜木舟雅代さんインタビュー〜

今回のインタビューは夫婦で旅行業をされている木舟雅代さんです!

■プロフィール
お名前:木舟雅代さん
職業:夫婦で旅行会社・旅行会社のブログに漫画を掲載
お子さんの性別と年齢:長男13歳(中学1年生)、長女11歳(小学5年生)、次女8歳(小学2年生)

― 夫婦で旅行会社を経営するようになったのは、ある転機から ー

入「まずはお仕事について教えてください」

木舟さん(以下:木)「はい、今は夫婦で旅行会社を経営しています。また私は旅行会社のブログに漫画を描いて掲載しています。」

入「そうなんですよね。その漫画が大好評ですよね!」

木「ありがとうございます。」

入「これまでの経歴と子育てについて教えていただいてもいいでしょうか?」

木「はい。新卒の頃はグラフィックデザイナーとして京都で働いていました。5年で退職後、1年間海外旅行に出かけ、そこで主人と出会い、結婚して東京に住みました。子供は欲しいと思っていましたが、グラフィックデザイナーの仕事は拘束時間が長くて子育てに向かないので、好きで得意なことを活かせて、在宅でできる仕事で、という条件で探して、洋服のテキスタイルの図案を描く仕事を始めました。」

入「ライフスタイルに合わせて仕事を探したんですね。」

木「この仕事は自宅で仕事をして、月に2、3回納品の時に出勤していました。子供が二人生まれるまでは続けてましたが、東日本大震災で仕事が減り、続けられないと思い辞めました。この震災で色々と考え、夫が旅行会社を立ち上げることにしたので、それを手伝おうと思いました。」

入「震災が働き方の転機になったんですね。」

木「はい。ですが、旅行会社の仕事は全然知らなくて、デザインの仕事を活かした部分で手伝うことと、旅行会社にカフェを併設したのでカフェの仕事を担当しました。カフェはまだ次女が生まれて3ヶ月の頃からスタートでした。」

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― 私が死んだ時に思い出して欲しい言葉を厳選した ―

入「そんなに小さな頃からスタートしたんですね。子育てしながらで大変だったことを教えてください。」

木「カフェはいつお客様が来るかわからないので、先の読めない仕事です。いつもお店にいないといけませんでした。そのため、急な体調不良の時のお迎えは夫がしてくれました。
 私は予防接種など予定の立つ時に仕事を休んでいました。ですが、3人がインフルエンザになるなど家に大人が必要な時は、京都から実家の母に来てもらったこともあります。」

入「そうだったんですか。京都からお母様来てくださり、ありがたいですね。」

木「はい、ありがたかったです。当時はキッズラインのようなシッターサービスは身近ではありませんでした。家族で乗り切りました。身内の力は最強です。
 今はお兄ちゃんが手伝ってくれますし、長女と次女は女の子同士一緒に行動することも多いです。」

入「お兄ちゃん、頼もしいですね。子育てで大事にしていることを教えてください。」

木「一貫してることは、「大好きだよ」と言うことです。それと「大人になっても応援してる。」「あなたはすごくいい子。」と三点セットで毎日言っています。みんな聞き飽きて、「始まったー」と茶化されてます、笑。
 ですが、もし今私が死んだら、お母さんってこれ言ってたよねと思い出してもらえるようにしたいんです。3カ月から預けてたから、どんな言葉をかけるかは厳選していました。
 そのためか、子供達は自己肯定感がある方だなと思います。」

入「お母さんの言ってた言葉として思い出してもらえるように、、、って言う発想がいいですね!」

木「はい。また今、コロナウィルスのことで色々と大変です。こういうことは子供達が大人になってからもあると思います。大変な時もどうにかなるんだって思って立ち止まらず進める大人になって欲しいと思っています。」

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― 夫婦の好きなことが仕事になった、社会貢献=仕事 ―

入「そうですね。今旅行業界は大変だと思いますが、こういう時を乗り越えていくとまた強くなりますね。
 話はお仕事のことに戻りますが、カフェをスタートしてその後今に至るまでを教えてください。」

木「はい。カフェは5年ほど続けて閉じました。やはり旅行業一本に絞ろうと思ったからです。私は、一から旅行業の仕事を覚え、経理、HP、接客、会社の裏方の仕事、何でもやっています。」

入「夫婦でお仕事されてるスタイルに憧れって多いと思いますが、一方大変そうですね。実際いかがですか?」

木「確かに夫婦で仕事は憧れる方多いと思います。ですが、二人が同じ立ち位置になるのは難しいです。どちらかを立てて、どちらかは補佐に徹するといいですね。どちらが上かはっきり決めるといいと思います。うちは主人がトップで、私は補佐に徹してます。」

入「なるほど。憧れもあるんですけど、衝突したら嫌だなと想像してました。勉強になります!

入「さて、夫婦で旅行会社を経営されてますが、どうして旅行業だったんでしょうか?」

木「夫は、旅行業界出身でした。そして二人とも旅行が好きです。大人になると思い込みが増えるけど、海外旅行に行くと、思い込みが外れる瞬間があり、快感です。そんな考え方あるか!と思い、頭の中が拡張しバージョンアップするんです。その経験が楽しくて他の人にも味わって欲しいと思います。
 実際旅行から戻ってこられたお客様から、先入観や思い込みが消えた話を聞けることがとっても嬉しいです。同じイタリアという旅行先に行っても、行った人によって出会う人や出来事は違い、それぞれオリジナルの経験です。その経験を作るお手伝いができることが、旅行業のモチベーションになってます。」

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入「そうなんですね。聴いてると旅行に行きたくなります!」

木「ぜひぜひ。旅行だからこそ、日常ではできない枠の外れる経験ができるんです。」

入「はい!そして、それとこれまで色々な職種を経験されてますが、木舟さんがお仕事を続けてこれた理由、今も頑張れてる理由を教えてください。」

木「子供の頃から、仕事をしている人への憧れがありました。自分は出産後も仕事をするんだと思ってきました。仕事は社会貢献のスタイルの一つだと思います。
社会貢献といえば、地域の活動などのボランティアのイメージがありますが、私にとっては仕事なんです。仕事は責任やプレッシャーが生じて、自分を追い込むことになります。追い込まれて、自分の能力を発揮して、関わった人に喜んでいただき、対価に繋がるという形が、自分にあってると思います。
 またこれまで絵を描く仕事をしてましたが、ゼロから自分が手がけたものが、世の中に広まり新しいものを提供できることが嬉しかったです。今は漫画を描いていて、言いたいことが伝わりやすいツールだなと感じています。うまく活用して、世の中に自分たちの思いを伝えていきたいです。」

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ありがとうございました!
3人兄妹とのことでお子さんが小さいうちはご実家も遠くお仕事は大変だったと思いますが、大きくなると上のお子さん達が頼もしくなってきますね。お話を聞いていて、海外旅行に行きたくなりました。夫婦でお仕事をする秘訣も教えていただけましたね。

木舟さんの漫画は下記のブログでご覧になれます!私、入澤のことも以前書いていただきました。

●たびえもん~夢をかなえる自由な旅づくり
http://tabiiku.org/
●たびえもん・スタッフごっちんブログ
http://gotchin.tabiiku.org/


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