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元大手証券ウーマンライターのファンド基礎知識や業界実話!!

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■マガジンの主なテーマ『国内証券市場の基礎知識や実話!』 大手証券会社を10年以上勤務した、バリバリのキャリアウーマンライターが、投資信託の基礎知識や、役立つ情報を投稿して行きま…
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#資産運用

投資信託の目論見書はどこを見ればいい?項目別に解説

投資信託を購入する際に必ず確認するのが「目論見書」です。ファンドの概要や投資リスク、費用などが記載されており、ネット証券で購入する場合でも必ず目を通さなければいけません。 しかし、初めて投資信託を購入する人や投資の経験が浅い人は「どこを確認すればいいか分からない」という人もいるでしょう。そこで本記事では、投資信託の目論見書の読み方について解説していきます。ぜひ投資の際の参考にしてください。 1.目論見書には2種類ある目論見書には、「交付目論見書」と「請求目論見書」の2種類

ユニット型投資信託とは?投資信託の種類を解説

投資信託には、ユニット型とオープン型の2種類があります。現在運用されている投資信託の大半はオープン型であるため、ユニット型のファンドは馴染みが薄いかもしれません。そこで本記事では、ユニット型投資信託の特徴やメリット・デメリットについて解説していきます。 1.ユニット型とオープン型の違いまずは、ユニット型とオープン型の違いについて押さえておきましょう。それぞれの特徴を詳しく解説していきます。 1-1.ユニット型投資信託とは ユニット型投資信託は、あらかじめ決められた募集期

”ファンドオブファンズ”と”ファミリーファンド”の違いとは?

投資信託の運用形態には、主に「ファンドオブファンズ方式」と「ファミリーファンド方式」の2種類があります。普段はあまり気にすることのない項目かもしれませんが、実は運用中のコストにもかかわる重要な点です。そこで本記事では、「ファンドオブファンズ方式」と「ファミリーファンド方式」の違いについて解説します。ぜひ投資の際の参考にしてください。 1.投資信託の仕組み投資信託は、投資家から募った資金をもとにプロの専門家が株式や債券、REITなどで運用を行う金融商品です。投資先の銘柄選定や

元証券ウーマンが資産運用の本音を語る

コロナ禍以降、個人投資家が増加していることは今や周知の事実でしょう。少し前には「2,000万問題」が取り沙汰されたこともありました。本屋に行けば投資のHow To本が平積みされており、これまで資産運用に興味がなかった人も少しずつ「資産運用ってやっぱりした方がいいのかな?」と思い始めているかもしれません。この記事では注目が集まる資産運用について、元証券会社員ならではの視点から話をしていきます。 なぜ資産運用が必要なのか? そもそもなぜ資産運用は必要なのでしょうか。「老後は年