マガジンのカバー画像

元大手証券ウーマンライターのファンド基礎知識や業界実話!!

9
■マガジンの主なテーマ『国内証券市場の基礎知識や実話!』 大手証券会社を10年以上勤務した、バリバリのキャリアウーマンライターが、投資信託の基礎知識や、役立つ情報を投稿して行きま…
運営しているクリエイター

#投資

投資信託の目論見書はどこを見ればいい?項目別に解説

投資信託を購入する際に必ず確認するのが「目論見書」です。ファンドの概要や投資リスク、費用などが記載されており、ネット証券で購入する場合でも必ず目を通さなければいけません。 しかし、初めて投資信託を購入する人や投資の経験が浅い人は「どこを確認すればいいか分からない」という人もいるでしょう。そこで本記事では、投資信託の目論見書の読み方について解説していきます。ぜひ投資の際の参考にしてください。 1.目論見書には2種類ある目論見書には、「交付目論見書」と「請求目論見書」の2種類

「SBI・V・S&P500」と「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」はどう違う

S&P500をベンチマークとしたインデックスファンドとして有名なのが、「SBI・V・S&P500」と「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」の2ファンドです。どちらも低コストでつみたてNISAの対象ファンドとなっていることから、購入を検討している人も多いでしょう。 しかし、同じ指数をベンチマークとしているインデックスファンドの場合、「何を比較して選べばいいか分からない」という人もいるかもしれません。そこで本記事では、「SBI・V・S&P500」と「eMAXIS S

”ファンドオブファンズ”と”ファミリーファンド”の違いとは?

投資信託の運用形態には、主に「ファンドオブファンズ方式」と「ファミリーファンド方式」の2種類があります。普段はあまり気にすることのない項目かもしれませんが、実は運用中のコストにもかかわる重要な点です。そこで本記事では、「ファンドオブファンズ方式」と「ファミリーファンド方式」の違いについて解説します。ぜひ投資の際の参考にしてください。 1.投資信託の仕組み投資信託は、投資家から募った資金をもとにプロの専門家が株式や債券、REITなどで運用を行う金融商品です。投資先の銘柄選定や