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元大手証券ウーマンライターのファンド基礎知識や業界実話!!

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■マガジンの主なテーマ『国内証券市場の基礎知識や実話!』 大手証券会社を10年以上勤務した、バリバリのキャリアウーマンライターが、投資信託の基礎知識や、役立つ情報を投稿して行きま…
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#プライベートバンク

投資家が知らない! 国内証券会社のウラ側とは?

日本証券業協会によると2021年10月現在国内の金融商品取引業者は271社となっています。近年個人投資家の増加によって賑わいを見せる証券業界ですが、この記事では少し違った視点から証券会社を紐解いていきましょう。 証券会社の収益とは?? 投資家が株式や投資信託の売買を行うことによって証券会社には手数料収入が入ります。またIPOの売り出しによる手数料も大きなものとなります。証券会社と取引がある方はIPOの営業を熱心に受けた経験があるかもしれませんが、これは証券会社に手数料が入る

元証券ウーマンによるおすすめファンド

現在日本では約6,000本の投資信託が販売されています。運用を始めようと思っても、どうやってファンドを選べばいいか分からないという方も多いかもしれません。この記事では元証券会社員によるおすすめのファンドを紹介していきます。また記事の後半では投資信託以外のおすすめの運用商品についてもお伝えしています。 投資信託投資信託の主な投資先は「株式」「債券」「REIT」の3つです。これらはそれぞれリスクやリターンの大きさが違うため、ファンドを選ぶ際は自身のリスク許容度や運用期間などの投

元証券ウーマンが資産運用の本音を語る

コロナ禍以降、個人投資家が増加していることは今や周知の事実でしょう。少し前には「2,000万問題」が取り沙汰されたこともありました。本屋に行けば投資のHow To本が平積みされており、これまで資産運用に興味がなかった人も少しずつ「資産運用ってやっぱりした方がいいのかな?」と思い始めているかもしれません。この記事では注目が集まる資産運用について、元証券会社員ならではの視点から話をしていきます。 なぜ資産運用が必要なのか? そもそもなぜ資産運用は必要なのでしょうか。「老後は年

投資信託、日本と海外の違いは!!

2020年のコロナショックをきっかけに個人でも投資に興味を持つ方が増えました。ネット証券でも証券口座の開設数が急増しており、「人生100年時代」への備えとして投資の必要性が認識され始めています。 マネーフォワードが行った調査によると、2020年に新たに投資を始めた人の5割が投資方法に「投資信託」を選んでいます。(参考:なぜコロナ禍で投資を始める人が増えたのか?) しかし海外の投資信託市場と比べ、日本国内の投資信託市場の評価は決して高いものではありません。この記事では国内の投