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新しい価値を生み出す方法

 新しい価値を生み出す方法

何かを始めようと思ったとき、人は


「自分には何ができるんだろう」


と考える。

 
例えば。
会社員がいやで何か自分で仕事を始めようとと考える。
そんな時に、「自分には何ができるんだろう」と。


 そもそもその時点で間違っていることに気が付かなければならない。
会社員がいやだから、何かほかの方法でお金を稼ごうと考える。
そうすると、先述の「自分には何ができるんだろう。」という考えから始まる。
そして、できることがなければ資格をとったり、学校に通ったりするわけだか、これはいったいなんなんだ?

 
考えてみてほしい。


 何のために人生があるか。


 自分のやりたいこと、やりがいを感じることをやるため、自分が大事だと思う人たちのために人生というものがある。


 「お金」というのはそういった人生を作っていくひとつの手段・材料でしかない。
しかし多くの場合、この「お金」のことを先に考えてしまうからこんなことになる。

 
これまでは、専門的な知識や技術を持った人、あるいはそれを学校などで取得し、その技術を持って起業なりをするという流れがあった。

 現在でもそれは残っているが、違うところはそういう専門的な知識や技術がない人たちも自分で仕事を作ることができる点だ。
YouTuberなどがまさにそれにあたる。

 
自分がもし、「やりがいのある人生」を送りたいと考えるのであれば、
「自分には何ができるか」
を考えるのではなく
「自分は何がしたいか。なににやりがいを感じるか。」
ということを考えなければならない。

 
「やりたいことや、やりがいを感じることではビジネスにはつながらない」
と思うかもしれないが、
でもそれでは「新しい価値」は生まれないし、いくらがんばったところで誰かの2番煎じになるだけだ。


 何かを始めようと思って、パートナーを見つけてさらに何かを始めようと思ったとき、それぞれの「できること」を持ち寄っても結局はその範囲内のことしか生まれずに、こじんまりしたものしか出来上がらない。
そうではなく自分のやりたいこと、やりがいを感じることをやる。
それをやっているうちに、新しい組み合わせや、画期的なものが生まれてくる。


 「思いつき」に近いものがあるが、自分が思ったことをどんどん行動にうつしていけば良いのだ。


 よく「ニッチな産業」などと表現されるものがあるが、本来ニッチなこととは、
「誰もやっていない特定の幅狭いジャンル」
的なことではなく、
「自分がやりたいことをやった結果生まれる画期的なもの」なのである。


 「やりたいこと」「やりがいを感じること」
とは別に自分が好きなこととは限らない。
著書でも言及している「エネルゲイア状態」を目指したい。


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