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ウォーリアーズの黄金時代に終止符。今シーズンは天から地へ。

どーも、わたぼーる だいち です。
今日もバスケの虜にするようなバスケ情報をお届けします。

さて、本日はNBAのあのチームについて紹介したいと思います。

昨シーズンまでのNBAといったら "ゴールデンステイト・ウォーリアーズ" と思う方が多いのではないでしょうか。

それはそのはず。NBA屈指の3Pシューターのステフィン・カリー。スプラッシュ・ブラザーズとして3Pを量産するクレイ・トンプソン。NBAベストプレイヤーの一人のケヴィン・デュラント。インサイド、アウトサイド両方を器用にこなすオールラウンダーのドレイモンド・グリーン。このビック4で過去5年間すべてでNBAファイナルへ進出し、そのうち3度の優勝をしているチームだったからだ。

そんな黄金時代を築き上げたウォーリアーズだが、今シーズンはまさに天地逆転といったところだ。

この記事では、

2019-20シーズン始まってのゴールデンステイト・ウォーリアーズ

ウォーリアーズを襲う5つの悪夢

を紹介したいと思います。

天地逆転!苦しいシーズンのウォーリアーズ

11月21日時点でのウォーリアーズの順位です。

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ウォーリアーズというチーム名を聞くと、反射的に左上を見てしまう人が多いのでは。

しかし、今シーズンのウォーリアーズは一転。なんとウェスタンカンファレンスで15チーム中15位。最下位なのです。

昨シーズンまでチームのエースの一人として活躍していたケビン・デュラントが抜け、大きく戦力ダウンはあった。

だが、チームの顔のステフィン・カリー、クレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーンのビック3は健在。

クレイ・トンプソンは昨シーズンのプレイオフファイナルで負った左膝前十字靭帯の断裂によって今シーズンは全休で治療・リハビリに専念することとなっている。

今シーズンから新たに加入したデアンジェロ・ラッセルの健闘も虚しくチームとしての結果としてあらわれていない。

<今シーズン試合結果一覧>
10/25 vs. LAC L 122 - 141 
10/28 vs. OKC L 92 - 120
10/29 vs. NOP W 134 - 123
10/31 vs. PHX L 110 - 121
11/2 vs. SAS L 110 - 127
11/3 vs. CHA L 87 - 93
11/5 vs. POR W 127 - 118
11/7 vs. HOU L 112 - 129
11/9 vs. MIN L 119 - 125
11/10 vs. OKC L 108 - 114
11/12 vs. UTA L 108 - 122
11/14 vs. LAL L 94 - 120
11/16 vs. BOS L 100 - 105
11/18 vs. NOP L 100 - 108
11/20 vs. MEM W 114 - 95
11/21 vs. DAL L 94 - 142


ウォーリアーズを襲う5つの悪夢!!!

今シーズンのウォーリアーズは悪夢にうなされ続けている。悪夢から覚められない状態と言ってもいいだろう。

悪夢は今シーズンから始まったのではない。昨シーズンからウォーリアーズは悪夢にうなされ始めたのである。

今もうなされ続けるウォーリアーズの悪夢5つをこれから紹介していきます。

<ウォーリアーズの悪夢5つ>
1. ケビン・デュラントの怪我・移籍
2. クレイ・トンプソンの怪我
3. ステフィン・カリーの怪我
4. ドレイモンド・グリーンの怪我
5. デアンジェロ・ラッセルの怪我


1. ケビン・デュラントの怪我・移籍

まだ記憶に新しい昨シーズンのNBAファイナル第5戦での出来事。
ふくらはぎの負傷からの復帰戦でもあったがさらに悪い状態へと逆戻りをしてしまった。

そしてNBAファイナルでウォーリアーズはトロント・ラプターズに負けてしまい、NBAチャンピオン3連覇には届かなかった。

そしてデュラントはその後のオフシーズンにFA(フリーエージェント)となりブルックリン・ネッツへ移籍したのである。


2. クレイ・トンプソンの怪我

またしても昨シーズンのNBAファイナルでの出来事。
デュラントが怪我をした次戦の第6戦。
速攻からトンプソンがダンクでフィニッシュするところ、ディフェンスとの接触で態勢を崩して着地に失敗して怪我を負った。

怪我をしフリースローを打たずロッカールームへ下がろうとしたトンプソンだが、途中で引き返しフリースローラインへ。そして、フリースロー2本をしっかり決めるという強靭な精神力を見せた。

トンプソンが怪我をした瞬間、カリーがコートに座り込む姿が切なく感じる。デュラントに続きトンプソンまでもがという気持ちが見て取れた。

左膝前十字靭帯を断裂する大怪我を負ったトンプソン。今シーズン中の復帰はかなり厳しい状況だ。


3. ステフィン・カリーの怪我

2019-20シーズンが始まり昨シーズンから漂っている悪い流れを断ちたいと意気込んで臨んだウォーリアーズ。しかし、新体制となったチームがまだまとまっていなく苦戦を強いられる。

ショーン・リビングストンの引退、アンドレ・イグダーラのトレードによりベテラン選手がチームを去り、チームで最年長となったステフィン・カリー。

そんなチームとしての大黒柱として挑む今シーズンだったが、まだウォーリアーズは悪夢から覚めていなかった。

ウォーリアーズは開幕戦から4戦目、ホームでフェニックス・サンズとの試合。前半でサンズに大きくリードを奪われた試合。

そして悲劇は後半の第3クォーターで起こった。

カリーがボールを持ってゴールへドライブを仕掛ける。そこへカバーにきたディフェンスとカリーのディフェンスで挟み撃ちになり転倒。
その際ディフェンスのカバーにきたハリソン・バーンズの巨体がカリーの左腕にのしかかったのである。

診断結果は左手首の骨折。完治には最低でも3ヶ月か4ヶ月はかかると。復帰時期はまだ未定である。

怪我後、初の会見で自身の状態を話した。


4. ドレイモンド・グリーンの怪我

ウォーリアーズの悪夢はまだまだ続きます。
11月2日でのスパーズ戦でドレイモンド・グリーンが左手人差し指を捻挫した。

大きな怪我ではないので、すぐに復帰できると思うがウォーリアーズの怪我人続出が止まりません。


5. デアンジェロ・ラッセルの怪我

ウォーリアーズの主力メンバーが次々と怪我で離脱していく中、残ったのが今シーズンから移籍してきたデアンジェロ・ラッセルである。

怪我人続出でラッセル頼みのウォーリアーズだが、彼もウォーリアーズの悪夢を見ることとなった。

11月16日のボストン戦でラッセルは右手親指を捻挫してしまった。最低でも2週間の欠場を余儀なくされた。


以上、ウォーリアーズの悪夢5つを紹介しました。ほんとに怪我人が止まらないウォーリアーズ。何かに取り憑かれてるレベルです。お祓いを一度お願いした方が良いかもしれませんね。

せっかくアリーナもチェイスセンターとして新しくなったのに、これでは雰囲気台無しです。

今やゴールデンステイト・ウォーリアーズのアリーナは野戦病院化となっている。

まとめ

今シーズンのウォーリアーズは我慢のシーズンになりそうである。多くの選手が怪我に悩まされ、チームの頭を抱えているであろう。

しかし、若い選手が多くなったウォーリアーズ。若手選手にとってこの機会はチャンスである。主力メンバーがいないので出場時間が伸びます。そこでいい活躍をしてチームにアピールができれば主力メンバーが戻ってきたときに新たなチームとしてのオプションが増えるかもしれません。
今のウォーリアーズは若手の頑張りどきですね。

そしてチームもこの機会に若手選手を成長させなければなりません。今シーズン層がそこまで厚くないウォーリアーズは主力メンバーが休んでいる時にチームを任せられる選手が必要です。今はそういった選手を育成できる最適な期間なのです。

トンプソンがいない状態での今シーズンなので、ウォーリアーズの黄金時代が完全に終わったとは言い切れませんが、他のチームを見るとウォーリアーズ一強の時代は終わりました。

新たな時代の幕開けです。

では、また次回!

第29回 バスケット豆知識

さて、本日も豆知識やっていきます。

本編でも紹介したウォーリアーズの選手についての情報です。

ウォーリアーズの主力メンバーの一人、ドレイモンド・グリーンがミシガン州立大学で着用した23番が永久欠番になることがわかりました。

グリーンは大学時代、NCAAトーナメントに4年間すべてで出場しました。1年次にはNCAAファイナル(ノースカロライナ大学に敗戦)、2年次にはファイナル4(準決勝)に進出したものの、ゴードン・ヘイワード(現ボストン・セルティックス)擁するバトラー大学に敗退。

4度のトーナメントで2回のトリプル・ダブルを達成している。

4年次に平均16.2得点10.6リバウンド3.8アシストをマークしたグリーンは、12年のドラフト2巡目全体35位でウォリアーズから指名されてNBA入りを果たしました。


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