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米国CPIの感想

ヘッドライン的には弱い物だった。マーケットの初動はとりあえず5s30sが大スティープ。手前は買われて、すぐにツイストスティープ。その後、大ブルフラットニングをし、今ようやく落ち着いたようで5s30sは108.25辺りまで戻ってきました。この水準は昨年の8月末頃の水準で、リフレとか言っていたあのカーブはどこへ?といった感じになってしまいました。

とりあえず、百聞は一見に如かずという事で、CPIの中身を見てましょう。

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中古車が7月に引き続きマイナスとなり、AirfareとLodgin away from home(いわゆるホテル)、Intracity transportation等が大きくマイナス。所謂トラベル系で、デルタ株の影響を大きく反映した内容となっています。OERの上昇率が若干下がっていることが気になりますね。ただRentが2020年1月以来の上昇率となっています。

サーベー程強くなかったと言えども、YoYで見るとコアで4%のインフレです。なかなかのインフレだと思います。これでFEDの今後の政策を大きく変えるきっかけになる内容ではないと思いました。それを踏まえて考えると、指標後のマーケットの初動はいいとして、その後のブルフラットした所に非常に違和感を感じました。結局マーケットは今フラットナーとスティープナーどちらに傾いているのでしょうか。。。(ちょっとマーケットのポジションイングに関して分析をし直してみます)


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