見出し画像

なぜ不安なのか - 現実と理想のギャップ

昨日の自己コントロール感とタイトルがあまり一致していませんが、今日は貯金の話から最終的に自己コントロールの話となります。

・50代の貯金、いくらある?
https://www.resonabank.co.jp/kojin/shisan/column/kihon/column_0011.html

50代の一世帯貯蓄 中央値は600万円だそうです。また60代でも650万円だそうです。

・いくらあれば安心?
https://mama.smt.docomo.ne.jp/article/247140/

約50%の方が2000万円以上と回答しています。

ちなみにこのデータを見て驚愕しました。

https://www5.cao.go.jp/j-j/wp/wp-je09/pdf/09p03033.pdf

フィンランドとデンマーク、年金への信頼感がとても高く、貯蓄率がマイナスです。これは手厚い社会保障で老後は年金で安心、だから貯金は不要ということを示しています。ほかにも様々な要因があるとは思うのですが、この安心感は結構主観的幸福感を下支えしている気がする。一方で日本は年金減額の不安で貯蓄率が高い、と言えそう。

で、この現実と理想のギャップが老後不安の元凶ではないかと。まさに認知の歪みな気がするのですが、いくらあれば安心?って中央値でいいんじゃないかと思うんです(あくまで私見です)。というのは、中央値で路頭に迷うなら、同世代人口の半分が路頭に迷うんですよね。自分だけが苦しむと思えばキツいですが、苦しみを分かち合える同胞がたくさんいる・・・。今ないものを安心条件に据えると、結構不安。なので、今あるレベルに安心条件をずらしていく。思考の自己コントロールで、不安を減らし、しぼんでいた幸福感に空気が入る可能性が結構あると思っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?