使者[自作ショートショート②]
一匹の猫が真っ直ぐ近づいて来る。どうやら黒猫のようだ。両手で抱え込める程度の大きさの割には妙な威圧感がある。どんどん近づいてくるが、足音一つ聞こえない。ニャアと鳴きもしない。
私を通り過ぎた彼は、私が出てきた病院の前で座り込み、訪問を告げるように短く鳴いた。
[ショートショート風②]
書くのは楽しいけど、オチを作るのが難しいですね。◯◯は◯◯だったっていうフォーマットは便利です。てか、伝わるだろうか。
ではまた。
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