はっきりと撃鉄が落ちる音が聞こえた。握りしめた拳を一瞥したのち、親指を緩め、人差し指と中指をピンと立てた。拳ではない。彼の怒りを形取るにはこの形状が最適だった。彼の人差し指が男の眉間を指した瞬間、銃声が響いた。

-----------------------------------------------------------

第三十一作目。
ぶっぱなーす、です。
書いてて思いましたが、完全にジャガーンです。

ではまた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?