午前3時、長い直線に差し掛かった。遥か遠方まで信号や街灯の光が連なって直線をなし、道は無限に続くように思えた。どのくらい走っただろうか。空が白み、光は徐々に消えていった。

道は続いていたが、旅は終わったようだった。

第十三作目。夜中に車中から見る遠くの街の明かりって幻想的ですよね。

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