見出し画像

空気は読むだけじゃダメ


 皆さん、こんにちは。空気は吸うもの。木賃ふくよし(芸名)です。
 えー。ぶっちゃけ今月も売上が足りなかったんですよね、全然。

 そんな訳で、先日、4人ぐらいに買ってもらった、コレ。(追記:今、調べたら3人だった)


 この「空気読め」って記事に引き続き、本日は「空気は読むだけじゃ意味がない!」講座を開きたいと思います。(基本無料で、追加分だけ有料)

 はい。

 コレは空気だけに限らず、ほぼあらゆる事象に共通する話なんですが、わかりやすく言えば、基本は自動車の3ステップと同じです。


 察知・判断・行動


 コレが「空気を読む」上で非常に重要となります。

 仮に、この場にA,B,C,Dとあなたの5人がいたとしましょう。
 あなたから見た事実はこんな感じです。


 Aの両親は、x教という特定の宗教を信仰している。
 Aは、その信者ではなく、むしろxという宗教は嫌いだと聞いている。B,C,Dはいずれも無宗教。
 そこでBがx教という宗教を揶揄する発言をした。
 Aが急に無口になった。
 CがAに別の話題で2人に割り込んで来た。どちらかと言うとAに話しかけている感じだ。
 Cの割り込みを無視して、BはAに話を続けた。
 Dがどちらかと言うと、Bに対して話しかけた。
 
 さあて、空気が読める人の行動や如何に?



 では、順を追って解説します。Aの両親はxという宗教を信仰していて、Aはその宗教が好きではない。しかし、Bの発言はAの気分を害したようである。

 何故か。

 ひとつは、親の信仰する宗教を馬鹿にするという事は、それを信仰する親も馬鹿にしている、という事である。
 ふたつめは、Aの親子関係は不明だが、親子関係が良好でないとしても、部外者が軽々しく揶揄する問題ではない。Bは家族でもないし、x教に関わってもいないからだ。

 こういう経験はないだろうか? 自分が家族や恋人の対する愚痴を言っていたのは確かだが、それに同調以上の悪口を言われると、悪口を言っている人間に腹が立つ、という感覚。
 勝手なものだが、人間とはそういうものである。

 つまり、BはAの気分を激しく害する発言をしてしまった訳だ。

 Aは自分自身に対する理不尽な身勝手さを自覚しているので、怒りは覚えたものの、それを口には出しません。
 Bはそれに気付いていないため、悪口を続ける。そこで見かねたCがAに対して、話題を変えようとした訳ですね。
 しかし、BがCの行動の真意にも気付かないので、まだAに悪口を続けようとする。そこで、今度はDがBに対して話しかける事によって、話題を変えようとした。

 大まかな流れはこんな感じになりますが、さて、あなたは空気を読めてましたか?

 はい。

 続き。


 では、続きです。ええ。続きですとも。何故なら、ここまでは「察知」の部分だからです。

 続くは、「判断」の部分です。
 これまでの流れを理解した上で、次に自分がどう行動を取るのが正解かを考えましょう。


 話に加わらず、傍観を決め込むか。
 空気の悪さに気付かないフリでやり過ごすか。
 Aを助けるか、Aに加担するか。それとも、Bを黙らせるのか。
 あるいは、Cに加わってAを助けるか。Dに助力してBを止めるのか。
 無論、Bに協力してx教を責める、という選択肢もある。


 これらの選択は自由だ。好きに選べばいい。だが、今回は空気を読む=全員の調和を図ることが目的である。つまり、攻撃的な発言を止めないBを止めるのが着地点だ。Bに協力という選択肢はない。Aに加担するというのも消える。傍観もない。

 A,C,Dのどれに味方してもいいし、単独で空気を変えてもいい。

 仮に、これはちょっとやそっとでは変えられない、全員がギスギスした態度になっていたとする。そこで、


 ここは一発、


 めちゃくちゃ
 面白い事を言って
 気分を変えるしかない!


 としましょう。

 ここで、3つめの問題。そう。「行動」です。



 そこで、めちゃくちゃ面白いコト、言える?



 つまんねえ事を言って、余計に空気を悪く出来ないんですよ。


 つまり、これが空気を読むための「察知」「判断」「行動」です。

 トラブルを逸早く「察知」し、何が起きているのかを理解しなければなりません。そして、そのトラブルに対し、何が最善の策かを「判断」しなければならない。更に、その判断に基づいた「行動」を取って、実際にトラブルを解決しなければならないのです。

 そう。この「察知」「判断」「行動」のどれをミスっても、「アイツは空気が読めない」とされてしまうのです。


 何が言いたいのか、そろそろわかってきましたか?


 その通りです。空気が読めない多くの人は、自分が「察知」「判断」「行動」の何処で躓いているのかが、まず、わかっていないのです。


 今回のシミュレーションでご理解いただけましたか? 自分がどのステップで躓いているのか? そう。これで自分の問題を「察知」出来ましたね。ならば、どう改善するのが最善かを「判断」し、あとはコミュニケーション能力向上のために「行動」するだけ。

 簡単でしょう? 「察知」「判断」「行動」です。S.H.K.です。ん? んんん? ちょっと語呂が悪いですね。じゃ、


 「認識」 「判断」 「行動」の、



 NHKで覚えましょう‼︎



 ※ この記事はここまで無料で読めますが、最後の1項目だけが有料(¥500)となっております。
 題して、「空気なんか読まなくていい方法」です。
 間違いなく素晴らしいやり方なんですが、使えるか使えないかと言われると返答に困ります。ぶっちゃけ、使えるけど、それが出来るぐらいならコミュ障じゃねえよ!って言われると思うんですよね。
 そんな訳で、使えるけど使えない「空気なんか読まなくていい方法」は以下(¥500)となります。


ここから先は

239字

¥ 500

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。