キミのためなら死ねる

　皆さん、こんにちは。キミは愛のために死ねるか？ 木賃もくちんふくよし(芸名)です。
　さて。ワタクシ、なんか皆様から短気なイメージを持たれてる気がするんですが、

　(´･∀･)」 呑気ですよ？

　いや、まあ、若い頃はあんまり柄の良い土地に住んでなかったので、ある程度は臨戦態勢でないと、

　(´°Д°)」 殺られる。

　って環境だったため、そりゃ多少はアレかなー？ とは思いますが、蛮族が跋扈する昭和の播州地方ではワタクシは相当に大人しい性格だと思います。
　問題は、「播州のおしとやか」=「他府県の不良少年」ぐらいのレートなので、そりゃ多少はね？

　(´･∀･)」 てな訳で、

　短気だとか、怒りっぽいとか、キレるとか、プッツン来ちまったとか、怒髪天を衝くとか、怒るより前に殴ってたとか、色んな表現がありますけど、案外、この辺の判断って曖昧にされてましてね。ええ。

　一般的な短気でも呑気でもない人のキレ指数を100度とするじゃないですか。

　呑気な人は120度ぐらい、短気な人か80度ぐらいと仮定してね？

　まあ、この度数を温度と沸点だと考えるとわかりやすい気がするんですよね。
　で。まず、って所からなんですけど、普通に、

　(´･Д･)」 60度もあれば
　クソ熱いのも当然でしてね？

　つまり、これも人によるけど、60~70ぐらいってのは、火傷する温度ですから、礼節的に考えて、

　(´･Д･)」 失礼な振る舞いに
　怒っていいぐらいの無礼度。

　だと思うんですよ。それを笑顔で流すか、ジョークで切り返すか、真顔で「無礼ですよ」って言うか、「もっかい言うてみいやゴルァ」ってなるかは人によると思いますが、要するに怒っていい温度だって事です。

　この「怒る」ってのは感情の問題で、「相手の無礼など気にするな」ではなく、「相手の無礼に怒りを覚えるのは好きにしていいが、表に出さない方が利口だぞ」って事である。

　だが、この非礼が180度にも及ぼうものなら、

　(´°口°)」 ブン殴ってでも
　詫びさせた方が利口だな。

　と言う判断に逆転する。
　これもケースバイケースだから、自分の利益や周囲の同意などから、何処からキレていいかは曖昧だと言える。
　しかし、180度ともなれば揚げ物がカリッと揚がる油の温度だ。キレても許される事だろうと思いたい。

　で。キレるってのも曖昧な表現で、それ単に怒ってるだけよね？ から、相手が流血してても殴り続けたなんてブチギレと範囲は様々。

　てか、これもちょっとした誤解がある気がするんだけど、キレるってのは大概の場合、誰でも限度を超えたらキレる訳ですよ。ブチギレですよ。
　ただ、このブチギレに至るまでに段階があって、

　笑顔がなくなる→口調が冷たくなる→語気が荒くなる→怒鳴る→ブン殴る

　ってな段階を踏まえる人と、

　笑顔がkブン殴る

　って人の差だと思うんですよね。ええ。

　ワタクシの場合、若い頃はともかく、今は100度を超えてもキレるなんて事はないでしょうし、110度でもキレないってか、怒るなんてエネルギーの無駄だと思うんですよ。
　誹謗中傷してくる連中なんて程度が知れてますし、怒ると言うよりは、あきれるって言うんですかね？ むしろ哀れみさえ感じるので、腹が立つとか、キレるとか、そーゆーのとは割と無縁な感じだと思ってますが、

　流石に120度を超えた瞬間、

　調子に (´°皿°)」乗るな。

　こっちが黙ってりゃ、言い返さないとか殴り返さないとか勘違いしてんじゃねーのか？ 言っていい事と悪い事の区別もつかん犬にも劣るカスは殴って躾けてやるわボケが！！

　と容赦するつもりはありません。

　(´･Д･)」 そーゆー部分が拡大解釈されているだけで、根本的にキレるタイプでもないし、怒るタイプでもないし、割と人畜無害だと思うんですよ、ワタクシ。

　実際のところ、ワタクシみたいなメタボのおっさんがキレて暴れた所で、返り討ちにあうのがイイところだろうし。

　そーいや、もう何年も前の話になりますが、アイドルの握手会だか何だかに、山刀を持った暴漢が現れたとか言う事件があったと思います。
　その時、ワタクシを含む格闘技経験者が３人ほどで、

　(´･Д･)」 刃物を持った
　暴漢相手にどう戦うか。

　ってな話題で熱く議論した記憶があります。
　確かに、「暴漢相手には何をしたって構わない！」的な発想が無きにしも非ずなので、てか、あるのでテンションがブチ上がる部分がないとは言いません。あります。

　しかし、２時間ぐらい熱く議論を交わしたところで、全員が出した結論は、

　(´･Д･)」 逃げろ。

　の一択でした。
　怪我なんかしても何の得にもなりません。ましてや命さえ落としかねない訳ですよ。

　やめとけ。逃げろ。

　これに尽きます。

　ですが、そんなコトは熱く議論するまでもなく、２秒で出る結論。
　あくまで、逃げる事が叶わない状況だとか、守るべき存在がある場合、戦わなきゃならないとするならどうするか。こーゆー前提があっての話です。
　ワタクシゃ、自分の命を賭してまで守りたいものなんてそんなに沢山ないと思うから、安い正義感や匹夫の勇などかなぐり捨てて逃げる事をオススメしますし、無傷で勝てたとしても、蛮勇を示したところで、得られるものなんて多くはないと思うので、やっぱり逃げろと言いたい。

　(´･∀･)」 逃げるが勝ち。

　ワタクシはそう思います。

　さて。ここで少し話は変わりますが、先日、ワタクシが関わったコーラのCM映像を撮影するために、モデルさんと伏見稲荷山に登った訳なんですけれども。ええ。

　伏見稲荷は人里に近いとは言え、それなりにちゃんとした山な訳です。
　ワタクシはもう100回以上登ってるから、大概な出来事では驚きませんが、

　(´･∀･)」 この場所、

　よくイノシシが
　出るんですよー。

　実際に何度も出くわしてるし。秋にはよく出るんですよ。ってな話をちょっと得意げに話しておりましたらば、

　(´∇｀;) 出る、と言うか、

　アレ、猪じゃないですか…？

　(´°Д°)」 …？

　(´∇｀;) ほら、あそこ…

　(´°Д°)」 いるわ。

　見たところ、今まで見た中でもかなり大きい。70~80キロは確定の成獣。
　猪との距離は10mぐらい。

　む！ コレは危険だから
　ワタクシが猪を
　惹きつけている間に、
　モデルさんには
　いち早く逃げてもらって、
　安全を確保しなければ！！

　(´°∀°)」 うっひょ〜！
　結構デカいぞ！ 近いぞ！

　今度こそバッチリ撮影してやる！！

　考えなしに ＿|￣|○　撮影しようと

　してしまいました。申し訳ありません。

　しかも割とハイテンションで撮影しに近寄ろうとして、猪には逃げられました。

　(´･Д･)」 ワタクシの場合、蛮勇とか言うより、人間として根本的にダメなんだと思いました。はい。

　なお、猪は逃げたので、モデルさんもワタクシも無事でした。結果オーライ。←この辺がダメ人間。

　※ この記事はすべて無料で読めますが、ダメ人間なので、臆面もなく投げ銭(¥100)を要求します。
　なお、この先にはワタクシがどれぐらいダメかって話しか書かれてません。