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大西洋を血に染めて


 皆さん、こんにちは。ガンダム28話「大西 血に染めて」はかなり好きなエピソードです。木賃ふくよし(芸名)です。
 さて。本日の記事はちょっと特殊です。
 何が特殊かと言うと、まあ、単なる映画レビューなのですが、この映画、


 ネタバレ☆超厳禁


 なんですよね。(´・Д・)」 いや、バレても面白い事には違いないし、間違いはないんですが、本当なら、


 ネタバレ厳禁映画です☆

 なんて事も言いたくないのである。


 ※ 以下の記事がその著しい例。


 「盲目のメロディ」などに関してもそうなのだが、このタイプの無名かつ傑作のプロモートは実に難しい。
 言い方は悪いし、言いたかないが、


 『衝撃のどんでん返しがあなたを待つ!』


 なんてキャッチフレーズは、「どんでん返し」がある事を知らせている糞プロモになるのだ。
 無論、客側にも「ミステリが好き」「大逆転が好き」「どんでん返しが好き」って好みで作品を選ぶ権利はある。
 しかし、約束された大逆転には、八百長試合を見るような白々しさが介在してしまうのだ。

 中には、M・ナイト・シャマラン監督のように、どんでん返しが約束されている例外もある。

 ※ M・ナイト・シャマラン。映画監督「シックス・センス」「サイン」「エアベンダー」「ミスター・ガラス」などの獲得。最新作は「オールド」
 衝撃の大どんでん返しが、一度ならず二度ないしは三度繰り返されたり、一度もなかったり(それはそれでどんでん返し)するので油断できない。また、映画の面白さの幅も乱高下するので、色んな意味で油断できない。

 特に映画「ヴィジット 」の売り文句は、


 全国1000万のシャマラン・ファンの皆さん、お待たせしました!
 今度こそ! 今度こそ大丈夫ですから!!


 と言う、良い意味でも悪い意味でも、騙されても騙されなくてもOk!という名コピーを誕生させた好例である。
 まあ、シャマランやヒッチコックは例外中の例外で、知名度や人気、宣伝の巧さなどが鍵を握る中、予想を覆す脚本が肝となる作品は、


 「どんでん返しがある」という
 糞プロモートをするしかない。


 ちなみにワタクシは、基本的にネタバレOk派なのだが、「スティング」や「メメント」「ミスト」「盲目のメロディ」などの例外的な傑作だけは絶対にネタバレなしで見る事をオススメする。
 オススメするというか、


 この手の傑作のネタバレをする奴は
 末代まで、
 すかしっ屁が出来ない呪いにかかれ。


 95%ぐらいの映画はネタバレしても問題はない。むしろネタバレしてる方が楽しめる説さえある。
 結論から言ってしまえば、ネタバレがOkかどうかは問題ではないのだ。


 その映画を見るのに
 最高のコンディションかどうか。


 大事なのはそれである。


 簡単な話、その映画を楽しむのに、

 必要な知識や経験や
 環境は整っているか?


 という事である。
 本当に怖い静かなホラー映画を楽しみたいなら、一人で静かで真っ暗な空間を用意すべきである。
 プログラミングの専門知識がある人には傑作だが、知識が不足するほどにつまらない映画と感じるケースもあるだろう。逆も然りだ。知ってるほどにシラケるとか、知らないからこそ純粋に楽しめる事だってある。
 あらかじめ「こーゆー映画」って事を知ってる方が楽しめる場合もある。
 そして、何も知らずに、知らされずに観た方がいい映画もあるのだ。

 だから、ワタクシはこの映画を一切のネタバレなしで見ていただきたいのだ。
 ネットのレビューとか予告編とかは一切見ないで欲しい。
 予告編は確実にネタバレするのでクソ。
 レビューなんて、みんなネタバレしたいから書いてるに決まってるじゃん。wikiも読むな。

 ちなみにNetflix専用配信映画なのだが、クソなのは、Netflixの選択画面でネタバレしている事だ。
 だから、Netflixの検索で名前を見つけたら、とっとと決定ボタンを2回押して、何も見ないで映画を楽しんで欲しい。
 無論、どんな映画かを一切知らせないで見てくれというのは無理がある。


 冒頭から、一切問題のないあらすじを紹介しよう。


 ドイツの空港に、ハイジャックされたと言うジャンボジェット機が着陸した。
 特殊部隊が、停止した飛行機を取り囲む。ハイジャック犯の狙撃準備も整った。
 いつでも突入できる。
 だが、乗客は無事なのか。
 コックピットにいる男はテロリストなのか。
 そして、一人だけ飛行機を降ろされる少年エリアス。
 ハイジャックされた恐怖からか、茫然自失状態で何も話せない少年。少年の口から機内の様子がわかれば作戦展開できるのだ。
 より的確に特殊部隊を配備し、より安全に乗客を救出できる。
 だが、少年が呆然としているのは、機内でテロリストたちによる地獄を見せられたからだけではない。
 そう。機内にはまだ、少年を守るために撃たれてしまった、少年の母が取り残されているのだ。



 その映画の名は、



 「ブラッド・レッド・スカイ」



 (´°Д°)」 傑作だから。みてちょーだい。



 ※ この記事は無料ですが、以下のネタバレ感想は¥250となります。観てない人は、買っちゃ駄目よ☆

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(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。