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LGBTをマイノリティと呼ぶなら

自分勝手な結論を書く
自分には理解できないものだった

そういう人たちがいるという事実を
どこかキャラクターとして捉えていた

映画『彼女が好きなものは』の中のセリフで
それを聞いて雷に打たれたような衝撃を受けた

カクヨムの方も見に行った

結果
同性愛の人を
女性を見るのと同じように見て
同じ意味で理解できないとわかった

人間的な考え方はわかる
恋したり家族が欲しいと思ったり
気持ちと向き合うのはわかる

自分は男性で
女性を恋愛として好きになるだろうし
性欲も女性に対して湧く

交際や結婚は
疲れすぎるから考えたくないと思っている

同性愛の人たちの苦しみや悩みは
結局情報としてしか聞いたことがないから
共感ができない

女性の悩みも同じ理由で
理解はするが共感は難しい

ただ、同性愛ではない女性の場合
数が多いから情報も多い
同性愛のそれと違って
男性の自分でも微に入り細に入りな記事を読むことが
できる

だからって理解や共感が進むわけじゃないが

自分は女性の書いた物語や絵が好きで
同性愛の話が出てくる漫画も読む

女性視点の恋愛も
読む分には理解できる

ただ自分の中からは湧いてこない感情だから
そういう気持ちにはなるのだろうが
性欲と好きがごっちゃになっていて
共感が難しい…

家族が欲しいと思ったり
愛して欲しいと感じたり
自分の中にはそれがどの感情を指すのか
整理できていない

好きでもない人と性交渉するのも
同性同士で行うのも
抵抗はない

同性婚に対しても
なんとも思わない
そういう人たちが平穏に暮らせるルールなら
それでいい、くらいにしか思えない

ただ、向こう側も自分のことを
そのくらいにしか思ってないと思う

世間との感覚のズレに苦しむのはわかる
自分も人より物事が上手く処理できないし
左右盲だから何かあるたびに
どうしようもないと思ってきた
些細なことだけども

それだって結局
理解はできないと思う
感覚なものだし

向こうを自分が理解できないように
向こうも自分を理解できない気がする

向こうがマイノリティなのはどうしようもないけど
自分も大多数と勝手に囲って諦められるのも嫌

だから対話は必要だけど
それは理解し合うためじゃなく
お前の伸ばした腕が当たってんだよって
適切な距離を決めるためであって
戦争するほどのことじゃない

感情でわかり合わなくていい
そういう人もいる
マイノリティとはいえ8%くらいはLGBT等の性と自覚しているらしい

そういう人たちを馬鹿にしてはいけない

そういう人っていうか
他人を馬鹿にすることがそもそも良くないんだから
その配慮の幅が少し増えただけ

自分が好きなアニメを
死ぬほど嫌いな人がいて
目の前でそのアニメをこき下ろしたら
嫌な気持ちになるだろう

それと同じ

その片付け方でいいと思う

自分はよく配慮に欠けた発言をするし
されて勝手に傷つく側の人元でもあるので
理解はできないが気持ちはわかるつもり


余談

性別とは別のところにある
家族愛とか愛情とかにものすごく興味がある
話を聞いてみたい
でも
そういう人にそういうことを聞きたい、ていうのは
無礼なんかな…
どこに聞けばいいんだ…?

長年悩んでいたことに
答えが出そうな気がしてるんで
割と本気で聞きたい

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