鼻の角栓をキレイにしたいなら?イチゴ鼻対策に有効な方法を解説!
美しくキレイな肌は誰もが憧れるものでしょう。
しかし、どんなに手入れしてもできやすいのが鼻の角栓です。
鼻の毛穴に白や黒っぽいブツブツが出来ていると、肌の印象を損ねてしまう可能性もあります。
少しでも角栓が無くなるようにお手入れしているという方もいるかもしれませんが、正しいお手入れ方法でないと角栓が増えてしまうケースもあるでしょう。
この記事では、鼻の角栓をキレイにしたい方に向けてイチゴ鼻の方法をご紹介します。
正しい角栓ケアの方法を知り、キレイな鼻を目指しましょう。
■角栓とはどんなもの?
そもそも角栓とは、どのようなものでしょうか?
角栓は、毛穴に古くなった角質や皮脂、汚れなどが詰まったものです。
約30%は皮脂、約70%は古くなった角質であり、毛穴にこのような汚れが詰まると自然と取れることはありません。
毛穴の奥には皮脂腺があり、その中では皮脂腺細胞が皮脂を分泌して溜め込んでいきます。
それが次第に大きくなっていくと、細胞が破裂して皮脂腺の内側に出てしまうのです。
そもそも皮脂には純粋な脂分だけでなく、細胞の破裂したものも含まれているため、毛穴の出口周辺で剥がれ落ちた古い角質や細胞膜などが混ざってしまうと固まり、毛穴を詰まらせてしまう仕組みということです。
この状態で放置したままにすれば、次第に頑固な角栓になってしまうのです。
次第に詰まったものが大きくなっていくと、毛穴が目立っていきますが、最初は白っぽい色なので気が付きにくいです。
この状態から酸化していくと黒ずんでいき、イチゴのような鼻になることから「イチゴ鼻」とも呼ばれています。
角栓は鼻にしかできないわけではなく、額や顎にもできることがあります。
皮脂の分泌が盛んになる思春期以降から角栓が次第に目立っていき、適したケアを行わないと毛穴の開きが大きくなり、肌質もイチゴやみかんの皮のようにでこぼこした状態になりやすいので、肌のツルツル感が失われてしまうでしょう。
■なぜ角栓ができるの?メカニズムを知ろう
角栓ができても勝手に無くなることはなく、酸化していくと黒ずんでイチゴ鼻になってしまいます。
できることなら、イチゴ鼻になる前に角栓を無くしたいと考える方も多いため、できる原因やメカニズムについて知っておくことも大切です。
そこでなぜ角栓ができるのか、なぜイチゴ鼻になってしまうのかをご紹介します。
・メイク汚れ
化粧品には、油性の成分が含まれています。
そのため、丁寧に落としていかなければ角栓の原因になってしまうのです。
通常の洗顔では、メイクに含まれている油性成分まで落としきれないものもあり、できるだけメイクした日のうちにメイク落としをしてから洗顔するのがおすすめです。
また、最近化粧品の中でもノンコメドジェニックと呼ばれる毛穴詰まりを起こしにくいアイテムもあります。
化粧品ができるだけ毛穴に詰まらないように、使うアイテムについても見直してみるのがおすすめです。
また、メイクした日は丁寧にメイク落としでマッサージするように洗い、その後洗顔をしましょう。
丁寧なメイク落としや洗顔が、イチゴ鼻対策に適しています。
・ターンオーバーの乱れ
私たちの肌は、表面の角質が古くなっていくと次第に剥がれ落ちます。
この周期をターンオーバーといい、一定の周期で皮膚細胞が生まれ変わる仕組みを意味しています。
ターンオーバーが乱れてしまうと角質が落ちるタイミングも変わってしまい、結果的に落ちる前に毛穴に詰まるため、イチゴ鼻になりやすいです。
しかしターンオーバーはストレス、誤った洗顔、睡眠不足などでも引き起こされるので、自分でケアしてあげるのもおすすめです。
・肌の乾燥
肌には、それぞれのバランスやタイプがあることをご存知でしょうか?
肌タイプを調べた際に乾燥が強い場合は、皮脂や汗の分泌も低下し、肌表面の水分量が少なくなっている状態です。
その結果、肌の角質層にも水分が少ないため、毛穴も詰まりやすい状態です。
肌が乾燥していると、皮脂や汗の分泌が低下して肌の水分量も減少してしまいます。
乾燥で肌の角質層まで固まった状態になっていると、毛穴の詰まりを引き起こすだけでなく、乾燥が原因で肌のターンオーバーが乱れてしまった場合は、古い角質がキレイに剥がれ落ちることがなく、肌に残りやすく、これらが角栓になります。
・毛穴の汚れ
乾燥肌の反対にオイリー肌の場合、皮脂や汗などの分泌物が原因で毛穴が詰まりやすくなります。
毛穴は、汗や皮脂などの分泌物が排出される道なので、古くなった角質や化粧品の汚れ、ホコリなどがたまりやすい部分です、
長時間毛穴に詰まったままの状態では、酸化して次第に黒ずみに変わってしまい、詰まりが簡単に解消できません。
毛穴の汚れが解消できない場合、炎症が起こってニキビの原因になるだけでなく、丁寧に毛穴の汚れを落とさないとイチゴ鼻になるでしょう。
■イチゴ鼻を卒業!角質をキレイにする方法は?
ここまで、角質になる仕組みについてご紹介してきました。
メイクが落としきれていなかったり、肌のターンオーバーなどが原因だったりと、イチゴ鼻になる理由は1つでないことがわかりました。
そこで、自分に合った方法でのケアをしていくのがポイントです。
ここでは、イチゴ鼻をキレイにケアする方法をご紹介します。
・洗顔前にはホットタオルを使う
洗顔する前には、ホットタオルを使って毛穴を開かせると汚れが落ちやすくなります。
ホットタオルは、濡らしたタオルを少し電子レンジで温めるだけでできます。
熱すぎない温度にしたら、顔全体にタオルを当てて毛穴をゆっくり開かせます。
このひと手間で毛穴の汚れを落としやすくできるので、試してみましょう。
・専用の洗顔料を使う
イチゴ鼻をキレイにしたいなら、専用の洗顔料を使うのもおすすめです。
毛穴ケアができるアイテムを取り入れつつ、角栓崩壊などの成分が含まれている洗顔であれば、脂っぽさを解消しつつ肌の調子を整えてくれます。
また、洗顔料に酵素が含まれている商品も角栓ケアに適しています。
酵素には、皮脂やタンパク質を溶かしてくれる働きがあり、毛穴に詰まった汚れを柔らかくしてくれます。
・オイルで浮かせる
皮脂は脂なので、オイルと馴染む性質があります。
オイルを気になる部分に塗ると、皮脂の詰まりを柔らかくしてくれる働きがあるので、固く詰まった毛穴の角栓を柔らかくしてくれます。
お風呂上り後に、オイルで毛穴のマッサージをするように使うのがおすすめです。
コットンにオイルを馴染ませ、指にコットンを巻き付けるようにして鼻の周辺を拭き取ります。
洗浄成分などは含まれていないので、再度洗顔する必要もなく簡単にケアできるでしょう。
・クレイで汚れを吸着する
クレイは、日本語で粘土と呼ばれる成分です。
クレイには高い吸着力と粒子が細かく、毛穴の汚れや老廃物を吸着してくれます。
自然のオーガニック素材なので、肌が弱い方でも安心して使いやすいのがメリットです。
クレイを使うことで、徐々に肌本来の明るさを取り戻すこともできます。
今回は、イチゴ鼻になってしまう原因やメカニズム、解消できる方法についてご紹介してきました。
イチゴ鼻になるのは洗顔方法の他に、肌のターンオーバーが乱れている場合にも起こりやすいです。
放置しておいてもイチゴ鼻は解消できないため、上記の内容を参考にして対策を取ってみましょう。
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