【Kate presents音楽こそがMusic!vol.3】「春、白濁」岡村和義
こんにちは。Kateです。
今日は、大好きな「岡村和義」の曲を取り上げてみたいと思います。
岡村靖幸さん、斉藤和義さんによるまさかのDUO。最初に作られたこの曲は、ラジオ番組の企画で、なんと!放送中にお2人で恐るべきスピードで制作されています。下のリンクでその制作の模様を聴くことができます。
「春、白濁」MV
いやー、なんですかね、この怒涛の疾走感。
初っ端からアウトロの、だんだんと迫り来るようなギターフレーズに至るまで、息つく暇もなし。スリリングにヘビーに展開していきます。この暴れっぷり、ふたりともアラ還の大御所感が皆無です。
「宝の箱にしまって 鍵をかけて/胸の奥底にしまいこんだ/でもカギがバカであいちゃう」
って歌詞を、斉藤和義さんが紡ぎ出した時に岡村ちゃんが、「告白なんですよね」と言っていたのが印象的でした。私はあまり意味が分かってなかったのですが、隠そうとしても隠し切れない熱い思いのことなんですね。ロマンティック…。
「北京ダックは頼みすぎたから/テイクアウトで持って帰ろう」
演奏ブレイクして、ひと息で捲し立てるのは岡村ちゃんならではのグルーヴ感。
曲調はファンク。最初から最後までアクセル全開。何だかブルージーなメロディやコードがどんどん繋がってくるのも、この2人ならではの阿吽の呼吸なのでしょうね。「いや、それはなんか違う」「それはカッコ悪い」などと全然ならず、「あ、それイイね。」という感じですんなりと進んでしまうのが、よほど相性のいいおふたりなんだなあと感嘆します。(私は夫と演奏するとつい揉めてしまうので…仲はいいんですけど。)
年齢行ってからの親友って素晴らしい。私もこんな風に、新しい誰かと意気投合できたらうれしいなあと、お2人のわちゃわちゃする様子を心から羨ましく思います。
それにしても、別れた後でも幸せを祈られる女性ってステキですね。