見出し画像

どうせなら意味のある、一生に一度あるかないかの自粛でしかできない事をやろうと思った話し。


嫌だ嫌だ。
こんな気持ちで3週間も過ごすなんて。
そう思った時にふって沸いてきた思考が「これって災害なんだもんな。」


昨日、全国に緊急事態宣言が出されました。

三重県ではその前から独自の宣言が出されていたため、子どもの行っている保育園でも自主欠席の依頼が来ており、自粛に向けて粛々と準備を進めていたところでした。
これはえらい事になるぞ、と子どもを保育園に送りだしできる限りの準備を朝から始めたのです。
多くの買い出しなどはしておりませんが、図書館で本を借り、車にガソリンを入れ、100均で大量のおもちゃを買いました。
お菓子も、材料を色々と。何せ、3週間自宅から出ない方向で行きたいと思った時に1番の難点は未就学児をどこまでストレスから守れるか、だったからです。

三重県はかなり初期から感染が確認されていましたが、感染者数が比較的伸びずにいます。そんな折にコロナ疎開なんて言葉が聞こえ始め、県外ナンバーの車が増え始めました。自粛になって退屈になった人たちが外を彷徨き、まして三重は感染が少ないからと退屈で出歩く人が観光客になって来るが増えるかもしれない…

…と、ここまで書いてなんかヤダなーと席を離れました。
もう寝る前なのでコーヒーは諦めて、ノンカフェインの温かいお茶を煎れて一息ついています。

鬱々とした気持ちで3週間、健全に過ごせるのだろうか?
いや、無理だろう。
一国民の私ができることはすでに示されている。
stay homeだ。
三密を避け、手洗いうがいをすること。
それしかできないのだ。
ならばうだうだ考えていないで、できることをやりながら楽しく過ごそう。
コロナ対策で自粛なんて時にしかできないことをやろう。
これは災害だ。
ライフラインが生きた災害だ。
いざとなったら買い出しにいける。
お店に品物もある。
水も電気もガスも生きている。
実際の地震災害の時にではなく、恵まれた環境で足りない物を洗い出せるのではないか?この3週間の暮らしを南海トラフの備えに変えられないだろうか…。

そんな事を思い始めています。
実際に震災が起きてしまったらこんな物ではないだろうけど、きっと良い経験になるのではないでしょうか?
こんな強制力のある中に身をおくなんていうのは中々ないし、なんでもない時に未就学児にお試しの協力を仰ぐのも難しいけど、今なら非常に協力的です。
何かあったときに、子どもにも多少の経験を与えておけるのは悪くないと思うのです。

そんなわけで。

打倒コロナを掲げながら、ついでに防災対策を考える生活を始めたいと思います。


よろしければサポートをお願いします。 いただいたサポートはこれからのインプットのための勉強代にさせていただきます!