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Aセクなの性嫌悪なのどっちなの? え、両方?

どうも、今年の自分への誕プレは蜻蛉切のクッション購入予定のはらまきです。

模造刀がない代わりに、佐野美術館のオンラインショップ見漁ってます。
置き場所どうしよう…でもお守り代わりに枕元置きたい…

なんか最近、「性的に惹かれにくいのは、Aセクだからなのか性嫌悪なのか分からなくなってきた」のです。

そんなわけで、今回は主に私の性嫌悪について頭の整理用に書いています。

性嫌悪は、Aセク・デミセクの人の全員当てはまるわけではありません。
嫌悪がある人もいれば、全くない人もいる。これ大前提。

で、私の場合は小学生の時に性にまつわる嫌な記憶があって。
それを最近はっきり思い出して、今大変ややこしいことになっています。

時系列でいうと、
物心ついた時:家族からのスキンシップとしての接吻が苦手だった。
小1:遊びに来た同級生男子から、自宅でいきなり深めの接吻→押し倒される→逃げて家の中を追い回される(よりによって私以外自宅に誰もいない時)
小2:公園でたまたま遊んだ初対面の年下男子にニヤニヤ胸を触られる

てな感じです。

正直、痴漢・性的虐待・性的暴行とかの「いかにもな犯罪行為」をされたわけではありません。子ども同士のいたずら。誰にでもあることかもしれない。

でも、思い出して書いている今、ものすごく苦々しい顔になっています。
小学生だったあの頃のはらまきちゃんにとっては凄まじく嫌な記憶で、おそらくまだ癒されていません。笑って話せるほど消化できていない。

大人になってから思い出したんです。
忘れていたわけではなく、おそらく「あえてずっと封印していた」。
そんな感覚があります。

特に小1の時の男子なんて、うちの家族もよく知ってる子だったし、なんなら幼稚園〜中学まで一緒だったし、高校になっても同中の彼女(私の女友達)とうちに遊びに来てたくらい仲の良い男友達でした。

加えてその男子は母子家庭で、ガタイがよくて、ちょっとやんちゃなお調子者。それだけの符号で周りからは「不良少年」ってレッテルを勝手に貼られていたんですよね。
(ちょっと目立つ存在を、大人も子どもも寄ってたかって叩きたがる変な田舎だったので)

その子の優しい部分も知っているからこそ「私まで嫌いになったらあの子の居場所なくなるかもしれない」と、今思えば子どもながらに庇っちゃったのかもしれない。だから、家族や高校までの友人には誰にもそんな話をしていません。

そのおかげでお互いギクシャクせずに接することができた。
でも……本当はすごく嫌だったのかもしれない。

友達だと思ってたのに。なんで裏切った。
強引に押し通せば屈するとでも思ったのか。
愛情不足を小1の同級生に求めようとしたのか。

ふざけんなよ。会話しろよ。
恋愛として好きなんて一言も言ってないだろ。
なんで大事なことをちゃんと言葉にしないんだよ。

びっくりしたし、怖かったし、悲しかったし、腹立ったし。
なんかもういろんな感情が混ぜこぜでうまく説明できません。
でも、とにかく不快だったことには間違いない。

まあ結局、その後とんでもなく筋違いな出来事があって、その男子とは高校生の頃に縁が切れたんですけどね。

当時住んでいたところから私も引っ越してしまったし、お互い居場所も連絡先も知らないので、「あの時のオメーどういうつもりだったんだよ」と治安悪めに呼び出すこともできないので、自分でどうにか心を癒して整理するしかないんですけども。

そんなわけで、特に接吻に関する嫌悪は強いです。シーンとして見るのも不快感があって、恋愛ドラマや漫画はろくに観られません。
(触れるだけならまだマシ。深いのはマジでごめん無理。うげーってなる)

関連しているのか不明ですが、顔が近いなど身体的な距離が近いのも苦手。家族や友人であっても。
(記憶封印してた時は、母に怒られて反省した時は抱っこしてもらってましたが、接吻は嫌でした笑)

なんか、すごく警戒しちゃうんですよね。落ち着かない。なるべく早く離れたいってなっちゃうんです。

嫌な記憶の両方とも「迂闊に距離の近さを許したことで生じた」って点で共通しているからか、おそらく脳が

「大丈夫? あの時の二の舞にならん? 防衛センサー発動させとくからね。また傷つけたくないからね」

と気を利かしてくれてるんだと思います。だから悪気はないはず……だけど、手放していいものは手放せるようになりたい。そんなジレンマもあります。

あと、「物心ついた時から家族からのスキンシップとしての接吻が嫌だった」は、何歳頃からか分かんないんですよね〜。なんとなく幼稚園時代からあったような気もするし、でも断言もできないし……みたいな。

ただ、子どもの頃から「なぜ人間は触れたがるのか」はずっと疑問に思っていました。なんですかね、多くの遺伝子には「触れたい」が初期搭載されてるんですかね。

ただ、ここまで書いてみて感じたのが……
たぶん私の場合、Aセク要素も性嫌悪要素も両方ある系なのかもしれません。

元々Aセクの素質はあって、小学生の頃の出来事で「惹かれないし、それどころかガチで無理だよ!!!」って拍車がかかったのかなぁ……? すげー謎です。

セクシャリティ先行か、性嫌悪先行かは正直分からない。

構造も割合もまだ謎ですけど、両方とも要素として「ある」ような気がしてきました。これも今後変わるかもしれませんが、引き続き調査したいと思います。

余談ですが、性的惹かれの要素にありそうな「筋肉」というジャンル自体は好きなんですよね。

ただ、「すげー! 強そうー!」「いいなぁ、来世ああなりたい」って強いヒーローを見てるちびっこテンションですけど。

推しも優しい筋肉武人男性キャラ(刀剣乱舞の蜻蛉切、DQⅪのグレイグとか)が多い。でも女体にはそこまで惹かれないし、女性キャラの推しは気の強いかっこいい系(FF13のライトニング、呪術廻戦の野薔薇ちゃんとか)が多い。

これについての現時点での考察ですが、自分が嫌な目に遭ったからこそ、

優しい上に守りに徹する男性キャラ/思ったことはちゃんと主張して逞しく戦う女性キャラに憧れる説

が有力候補です。これもまたじっくり考えようと思います。

ゴールなんて決めずに書き殴りました。
言語化するとね、なんか整理できて納得できて逆に落ち着くんですよ私。

ここまでお読みいただきありがとうございました!
おしまい。

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