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卒業おめでとう「若いキミに贈る10の言葉」|手記「柴犬とわたし」

桜の季節も、もうすぐ終わり。
どこにいても、なにをしててもいいから幸せになってくれ。
まだ若いキミに贈る言葉。
思いついたことを10個ほど。

キミはまだ若い。できることとできないことを決めてしまうには早すぎる。まずはなんでもやってみよう。キミの可能性は無限。なんだってできるし、なににだってなれる。

キミはまだ若い。間違ったって構わない。ただ間違いに気がついたときは、しっかり謝って間違いを正してほしい。いつからだって、どこからだってやり直すことはできるんだから。

キミはまだ若い。理由もなく不安になることや、自分のことがわからなくなることもあるだろう。でも大丈夫。みんなそこを通ってきたよ。正解がない人生で自分で自分の答えを出そう。そうやって成長していくんだよ。

キミはまだ若い。頭でわかってはいても、我慢できないときがある。だけどもしその我慢が、自分にとって必要で避けて通れない我慢だとしたら、そのときはどうか逃げないでほしい。逃げる自分に立ち向かってほしい。

キミはまだ若い。無知や未熟さゆえに誰かを傷つけることがあるだろう。そんなときは素直な気持ちで反省して、言葉に出して謝ろう。謝る勇気は相手を助け、自分さえも助けてくれる。

キミはまだ若い。だから思いっきり羽目を外したくなることもあるだろう。そんなときは我慢しなくていい。ただ、その結果起きる出来事のすべての責任から逃れることはできない。そのことだけは知っておこう。

キミはまだ若い。ときには間違っていることに自分で気がつくことすらできない。だから謙虚で素直な気持ちを持とう。教えてくれる大人の声に耳を傾けよう。素直さはきっと君を救ってくれる。

キミはまだ若い。だからと言って、いつまでも子どものままじゃいられない。大人になるということは、君が思うほどわるくない。ある意味で不自由になるということは、同時に今よりキミが自由になることなんだから。

キミはまだ若い。今はまだできないとあきらめて、何かをやめてしまいそうになるかもしれない。でも考えてほしい。そのうち勝手にできるようにはならない。今できないことでも、そこでやるからできるようになる。挑戦することをやめないでほしい。

キミはまだ若い。ここに書いたすべてのことが、今はまだわからないかもしれない。今はまだ、できないかもしれない。それでも構わない。いつかきっと来る。キミの役に立つ日がきっと来る。だからその日まで、どうかここに書いたことを忘れないでほしい。キミが幸せになるための、ヒントがきっと見つかるはずだから。

俺はもう若くないけど、自戒の念を込める意味も含めて書いた。

若いキミがこれからを幸せに生きていくことを願って。


◆たなべあーのすべて
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