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無題、しいていえば、無題。
湿度。まとわりつくような。皮膚。ぐるぐると考えるよりこの頃はしゃきしゃきと考える。というか。それもできない。ぐるぐるしながら結局下にいく。なんだか。ハイフンの問題をずっと考えている気がする。と。と。と。et, et, et.. 2023年ももう半分が過ぎた。接続。比喩。換喩。実際に過ぎたのは半分ではないかもしれないのに。記憶、ひこばえ。冷たい水。日射病。
概念を、意味を、抱えきれない。あれこれと
九段下へ向かう電車のなかで
ここ3ヶ月ほど考えていることがある。「いいじゃん、めんどくさいし…」という言葉の持つヘテロセクシュアリティについて。飛び飛びの断片から、ほんの少しだけ・少しよりは多く・多くよりは少し。
どこから何を書こうとしたのだろう、悩みながら、ご飯を食べ、あるいはドラマを見たり、本を読んだり… いくつもの断片と継続と中断に引き裂かれながら、どのどれもが根源的に同じ違和をささやく。し損ねることについて。いつも
冬の朝が到来して・レモンジャムがない日のこと・政治
いつものことだ。いつものこと? いつも……そこで湧き起こるさまざまの逡巡は本当にいつもなのだろうか。何かを忘れているような気持ちで、薄ピンクに染まった夢の中を歩く。片付けかけのテーブル、とうに冷め切った紅茶、責め立ててやまない締切、各種の書類、関係項のなかで生きる自分、賞味期限の迫った山型食パン、マーマレード、冷えた足の指先、目が覚める。冬の朝らしい弱い陽光に輪郭を浮かび上がらせるテーブル。羽毛布
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