何を学ぶかは本人の志で決まる。
このところ、王陽明のことばから学ぶ勉強会に参加しています。
王陽明は、科挙試験の制度に対する疑問や批判はせず、本人の「志が立っているか否か」が重要だと説いたそうです。
しっかりと志を立て、利害得失に自分の心が動かされないようにすれば、聖賢の学の妨げにはならない。と。
外へ批判の目を向けるのは簡単だけれども、自分自身の内面により矢印を向けて受け取り直すことが重要。
そして、中に集約しなければ外に発用することができない、花が大きすぎると実がならない、ということを学びました。
内に内に深め続け、外に外にひらき続けると、内からエネルギーが湧き上がってきて、縁が向こうからやってくる。
みんなの幸せが私の幸せということが信じられれば、すべてのできごとが自分自身を深めるチャンスだ。
という感覚。これまでにも、最近も、何度も感じていることなので、そういう感覚を大事にしていきたい。
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