日経平均株価波動分析+変化日分析【2021年1月6日】
10月末以降のアップトレンドの継続に疑問符
昨日のレポートではこう述べた。
価格はピンクのサポートライン上で踏みとどまっており、明日27000水準割れを試すのかラインに支えられて反発するのかを見極める場面となっている。サポートを割れた場合は1月4日の27602.11が波(g)の終点だった可能性が出てくる。
本日の安値は27002.18で、27000割れをかろうじて回避している。
ただし安値はサポートラインを割り込んでおり、アップトレンドに疑問符が付くかたちとなった(サポートラインは直近の安値から成立しているが、10月末の22948にも連なっている)。
目先大きな上昇がない限り、27602が波(g)の終点であった可能性は高くなったといえる。
明日27200台まで反発する余地はあるが、再度27000割れをトライして割り込むのであれば500円幅以上の下落が想定される。
アップトレンドの終了を確認するには1月13日までに26361を下回ることが条件。このあと3~4営業日の間の動きに注目したい。
Spiral Calendarによる変化日分析
「Spiral Calendar」とは、Christopher Carolan氏が開発した日柄分析手法。
朔望月サイクル(synodic cycle/lunar month)とフィボナッチ数の平方根から構成される時間単位を用いてマーケットの転換を探る。
2020年のボトムのうちの6月15日・7月31日・10月30日、そして11月17日のトップ、さらに2021年春分直後の新月が示す変化日は1月19日~22日にクラスタとして出現している。このゾーンに向けてマーケットが上昇していればいずれかの日付でトップを、下落していればボトムをつける可能性がある。
仮に今後26361を割る状況が発生すれば、上記の時間帯に向けて下落が継続すると想定している。
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