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日経平均株価波動分析【2021年1月7日】

第3フェーズが12月28日から展開中と考える

昨日はこう述べた。

ただし安値はサポートラインを割り込んでおり、アップトレンドに疑問符が付くかたちとなった

しかし本日そこから切り返し高値27624.73をつけた。これはどういうことだろうか。

考えられるのはサポートラインのfalse breakは、トライアングルの形成を示唆しているということである。

ここのところの動きを振り返ると12月28日からフェーズが変わったように思われる。この日はtwitterで指摘していたようにSpiral Calendarから算出した変化日であった。

これらの点をふまえて解釈を再度見直すこととする。

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12月の大部分を占めたトレンドレスな展開は、10月からのTriple Combinationの中の二つめのX波と考えたほうが合理的だろう。X波は通常は直前のフォーメーションの時間量の30%から50%程度の短い波で終わることが多い。その限界は100%未満であるが、今回は直前のDiametric Formationに対して86%の消費量となった。

さて、12月28日からの動きはここまで(a)-(b)-(c)の形をつくっている。
ここからは

・Flat (a)-(b)-(c)
・Triangle (a)-(b)-(c)-(d)-(e)
・Diametric Formation (a)-(b)-(c)-(d)-(e)-(f)-(g)

の三つの可能性がある。Triple Combinationの最後のフェーズということであればTriangleがもっともあり得るとは思う。冒頭に述べたようにサポートラインをTriangleのB波が割り込むのはしばしば起こることだ。

また、最短であれば27000を割れた時点でFlatの可能性が高まる。

いずれにしてもここから数日の動きが波形をもう少しクリアにしてくれると思う。

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