再びマジック・ザ・ギャザリングの世界に足を踏み入れた
マジック・ザ・ギャザリングとの出会いと一時の別れ
私が最初にマジック・ザ・ギャザリング(以後MTG)を知ったのは1999年のことで、コロコロコミックにデュエルマスターズが連載されたのがきっかけ。
当時のデュエルマスターズは同名のカードゲームではなく、マジック・ザ・ギャザリングを題材にしたホビー漫画だった。
漫画を見てマジックにも興味を持ち始めた私は、以前から一緒にポケモンカードを遊んでいた弟を誘ってMTGの世界に入門した。
海外製で大人も遊んでいるカードゲームはルールが複雑だったけど、第6版の入門デッキに付属していたルールブック片手に弟と遊ぶのは楽しかった。
それから中学・高校と弟や同級生と一緒にMTGを遊び続け、小さなカードショップの小さな大会に参加したりしたが、大学生あたりで段々とMTGと疎遠になっていった。
いつ頃止めたのかは記憶があやふやだが、たしかギルドパクトとかが出た2006年くらいだと思う。最後に使っていたデッキは赤白のアグロ系(当時はビートダウンと呼んでいた)だった。
どんなカードを使っていた忘れたけど、これらのカードは覚えていた。
「紅白で縁起がいいぜ!」なんてアホな理由で組んだデッキだった。
それからはMTGと完全に離れてしまい、いまから2,3年くらい前にMTGアリーナの存在を知ったときは、懐かしさから少しだけ遊んだけど、その時は継続して遊ぶことはなかった。
再開のきっかけ
けど、X(旧:Twitter)を眺めていると時々MTGの話題が流れていてきていた。新しい拡張パックに強力なカードが出てきた、日本人イラストレーターが書いたプロモカードが出た、太った博麗霊夢みたいなカードが有る、オーコというカードがすごい猛威を振るってる、統率者戦という新しい遊び方が出た、他作品とコラボした拡張パックが出た、などなどだ。
それに加え、フォローしている人が楽しそうにマジックを遊んでいるのを見ていると、だんだんまた遊びたくなってきたので、思い切って再開することにした。
まずはMTGアリーナから
先述した通り、以前はMTGアリーナをちょっと遊んだだけで止めてしまったが、もう一度始めることにした。基本料金無料なので紙カードで遊ぶ予行練習にちょうどよいと思ったのだ。
実のところ、私はデジタルゲームでは対戦ジャンルは全然ハマれないと思っていた。オーバーウォッチとかスプラトゥーンとか遊んだけどすぐに飽きてしまった。
でもなぜかMTGアリーナはめちゃくちゃハマった。今回は、懐かしさからちょっと触ってみようかではなく、本格的にMTGを再開するモチベーションがあるのもそうだけど、多分私は反射神経やとっさの判断力が物を言うアクション型の対戦ジャンルが不向きなだけあって、MTGのように落ち着いて次の行動を考えられるジャンルならハマれるのだろう。
今はワイルドカードでカードを交換し、ボロス召集を使っている。18年前は赤白なんてほとんどネタデッキだったのに、現在では大会上位に食い込むほどの強力なデッキなっているから驚きだ。
驚くほど活気に満ちたカードショップ
秋葉原のカードショップをちょっと覗いたり、高田馬場にある晴れる屋トーナメントセンター東京で初心者体験会に参加した時に感じたことだが、カードショップの雰囲気が18年前とは明らかに違った。
シングルカードの取引が極めて盛んで、販売スペースの大半がショーケースで埋まっており、買い取り用の窓口がちゃんと設置されている。
特に対戦スペースの熱気も段違いだ。トーナメントセンター東京を訪れたときは、300席はある対戦スペースの7~8割が埋まっているのは、再びカードゲームの世界に訪れた私には衝撃的だった。
カードショップのイベントカレンダーを見れば毎週の休日どころか、毎日平日ですらイベントや大会が行われている。
私が離れている間に、トレーディングカードゲームというホビーがここまで普及しているという事実を思い知らされた。
未来へ
MTGを再開すると意気込んだものの、7月25日にはスタンダードのローテーションが行われるので、本格的に紙カードを買うのは8月にブルームバロウが発売されてからにするつもり(それでも物欲に負けてサンダージャンクションを3パックだけ買ってしまったけど)。
でも7月中に1回くらいリミテッドのイベントに参加したいと思ってる。
リミテッドはMTGアリーナで一度だけ挑戦した時に、知識も定石も知らないのでボコボコに負かされたけど、親切なフォロワーが解説記事を教えてくれたので、それを読んで勉強して再挑戦したい。
それに統率者戦にも興味がある。同名カードは1枚だけで100枚のデッキを作る都合上、ある程度のカード資産が必要だからまだ挑戦できないけど、統率者にしたい推しの伝説クリーチャーが出来たら挑戦したい。