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2024年6月 住友化学 株主総会出席

 ちょっと久しぶりの投稿です。本日は、午前中に住友化学の株主総会に出席しました。出席者は200名~300名程度でしょうか。それなりの人数でした。
 前期は過去最大級の最終赤字を計上したということもあり、議長を務める岩田社長もすこぶる低姿勢で、まさにお詫び総会といった様相でした。

 住友ファーマ、ラービグ、石化事業など主要な課題については、事前質問に答えるという形で、会場からの質問の前に社長および担当役員からきちんと説明があり、印象はよかったです。その後も、多くの株主から厳しい批判がありましたが、真摯に答えが返されており、さすがに今回の業績悪化は、経営陣にとっても衝撃であったのだろうと推察されます。

 各種コスト削減でいったんは業績改善が見られそうですが、いずれの課題についても、自社だけで解決できない要素が大きいため、本質的な解決にはやはりある程度の時間がかかるでしょう。

 株価は大きく下がったところであり、総会での経営陣の危機意識の表れなどをみると、長期戦は覚悟しつつも買い増してみるのも面白いかなという感じでした。

 ※上記情報はあくまで私自身の見方をコメントしたものであり、当該銘柄の購入等を推奨するものではありません。投資は自己の判断と責任に基づいてお願いいたします。

住友化学 株主総会案内看板(筆者撮影)

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