20230522ふかいメルマガ102回 101匹イノちゃん
おはようございます！
前回101回目のメルマガで、
過去100回分のタイトルを一覧にして振り返りました。
100っていう数字は切りがイイですが、
101にも99にも重要な意味があります。
当然100と言えば、よく使うのが100％。
完全！パーフェクト！と言う意味があります。
日本でも「百」がつく言葉はいろいろあります。
百貨店、百科事典、百人一首、百人町、お百姓・・・
中でも私が百で思い出すのは、目黒の「百段階段」です。
目黒駅近くの急な坂の下の、ホテル雅叙園東京の中にあり、
東京都指定有形文化財にも指定されている木造建築物です。
ホテル雅叙園の隣のビルにYRK＆のクライアントがあって、
ホテルと通路が繋がっていたのですが、
豪華絢爛で、日本の和の美意識に中国の美意識を取り入れたような、
欧米人がイメージする東洋のきらびやかな建物と装飾が
ホテルロビーに集約されています。
私は時間があると、わざわざホテルロビーのトイレに行きました。
ホテル雅叙園のトイレは、入るとまず水が流れる赤い橋を渡って
その先に庭園があり、朱色と金ピカのトイレなんです。
（「雅叙園 トイレ」で検索するとたくさん出てきます）
このホテル雅叙園に昭和10年に建築されたのが「百段階段」。
上層階へと長く続く木造階段の途中に、
様々なテーマで贅沢な趣向が凝らされた部屋あるんですが、
呼び名の通り100段あるのかと思いきや、
実は99段しかないんです。
「百段階段」と名付けてなぜ「99段」？
その理由が99段目の最上階に書いてあります。
一言で言うと「縁起担ぎ」の為と言われています。
①「奇数は陽数。縁起の良い数だから」説
昔から、奇数は縁起の良い数とされています。
略
その縁起の良い奇数の中で
これ以上ない大きな数字を2つ重ねて99段となった説。
②「未完の美学。完璧な数字より、発展性のある数字に」説
「月は満ちると欠ける」と歌でも詠まれた様に、
完璧な状態は長く続かないという考えから、
あえてひとつ数字をひいたという説です。
略
日本の家屋には人目につかない場所に
あえて未完の場所を作るという験担ぎもあったそうです。
ということですが、
YRK＆のロゴや名刺の右下の一部がカットされていて、
長方形が欠けたデザインにしているのも、
「今も未完成、常に変化し続ける」という意思を込めています。
100をあえて99にすることで縁起を担ぐということがあるんですね。
ところで先週、姪の結婚式に参列したのですが、
披露宴で新郎から新婦への「101本の薔薇の贈呈」がありました。
100本より1本多い薔薇101本には、
「これ以上ない愛」という意味があるそうです。
ちなみに薔薇99本には「永遠の愛」という意味。
薔薇100本だと「100％の愛」というそのまんまの意味があるそうで、
結局99本でも、100本でも、101本でも、
意味はあんまり変わらないのですが・・・
その昔「僕は死にましぇん！」という
武田鉄矢さんのセリフが流行語までになった
「101回目のプロポーズ」というドラマもあった（若い人は知らないでしょうね）し、ディズニーの「101匹わんちゃん」というアニメもあります。
100という数字のキリが良すぎるので、
その前の99も前夜祭として楽しみたいし、
100が過ぎると祭りの後の寂しさが押し寄せてくるので
次の101も盛り上がりたい、とそんな風にも思います。
ところで、101匹のわんちゃんではなく101匹のイノちゃん。
イノシシだから、匹じゃなくて頭ですが、
「いのメール」の話題です。
5月17日（水）。日本全国が夏日で、
特に群馬県前橋市は最高気温34.1度を記録した日。
冨永代表、DX推進の鎌田さん、藤澤さんの3人が、
群馬県嬬恋村の役場へ行って、
「いのめーる」試験運用の打ち合わせをしてきました。
「いのメール」。
文字通り、「くくり罠」に設置することで、
イノシシが罠にかかるとセンサーが作動して
イノシシからLINEが飛んでくる仕組みですが、
もう一つの意味、「INNOVATION MAIL」の略称でもあります。
3月の全社会議の冨永代表の発表でありましたね。
そして「いのメール」の技術と実績によって、
「いのめーる」の商品化はもちろんですが、
「いのメール」の技術ノウハウを活かした
新しいIoT機器の開発もしていきたい、
これも全社会議で冨永代表が説明されたことです。
「技術・品質・実績100％のいのメール」
そのための「99％のイノベーション」
そして「101頭のイノちゃん」を目指してほしいです。
（100％＝完全 99％＝さらに完璧を目指す 101=その上の満足）
よけいわかりにくいですが(-_-;)
それでは今週もよろしくお願いします！
深井賢一
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