まもなく始まる"虚構推理"をきっかけに布教してみたり



漫画を作者で追うようになったのはいつからだったかね。
集めるようになった漫画の作者の過去の作品や、新しく出てきた作者のその後の作品をいつの間にか追うようになりましたね。

とはいえ、そこまで好きな作者さんがいるわけでもないのですが。。
例えば、気づけば週刊少年ジャンプを20年(白目)買い続けている身として"NARUTO”は個人的に特別な作品ですが、岸本斉史先生の作品を追ったりはしていない。そもそもないといえばないしね。この時代のジャンプの作品たちは結構1作品のブレイクがとてつもなさすぎて、その作品だけで一大コンテンツにまで
なっているのが多かったりすますね。


少々珍しい形で追っている作家さんがいます。

"城平京"先生です

城平先生は作家さんで漫画家というわけではなく、小説作家、漫画原作者という肩書きになりましょうか。

買ったきっかけを覚えてはいないのですが
"絶園のテンペスト"を、多分いわゆるジャケ買いをしたのでしょう。

原作:城平京
構成:左有秀
作画:彩崎廉

ジャケ買い、なのだから絵に惹かれて買ったのですが、これがまた面白かった。

プロローグ
はじまりの樹に文明の利器を供物とすることで魔法を使う一族の長でもある魔法使いの姫君・鎖部 葉風は、はじまりの樹に対する意見の対立から姫を補佐すべき鎖部左門によって、魔法を使えない『絶海の孤島』に放逐された。数か月後、姫の遺体は白骨化した状態で左門らにより回収され、左門ははじまりの樹の復活を阻止すべく、一族を挙げての活動を開始する。
やがて不破 真広は、ある日義妹不破 愛花が強盗に殺されるが、警察も犯人への情報を全く得られていない。そこに、生前に葉風の流したボトルメールに入った魔具(人形)を拾った真広は妹を殺害した犯人探索を魔法により行うため、葉風と魔具による通信の契約を交わして失踪する。

Wikipedia

知らない状態でこのプロローグはどう受け止められるのだろうか?w

ルールの中で魔法を使うことができる一族と、その一族内の諍いに巻き込まれた少々異常な主人公たち一般人が繰り広げるファンタジー要素のある推理モノというのがざっくりでしょうか。

基本推理モノはあまり読まない自分なのですが、これは一気にはまってしまいました。いわゆる"セカイ系"にも近いのかな?
王道主人公とは全く違う感じなのも良かったですね。


2012年(11年前???)にはアニメもされています。

キャストも豪華、2クールで原作の完結までアニメ化されています。
あっけらかんに見えて異常な内山昂輝
ガラが悪そうでシスコンの豊永利行
男口調なお姫様の沢城みゆき
謎多き花澤香菜

一期OPのNothing's Carved In Stone「Spirit Inspiration」は超かっけえ



そして
これにハマり調べてみると、自分が子供の頃に見ていたアニメの原作者が城平先生だったことに辿り着き、漫画を集めた作品があります。

スパイラル 〜推理の絆〜

原作:城平京
作画:水野英多

これはWikiのあらすじは載せたくねぇw
主人公の通う高校で転落する生徒。目撃者から完全に犯人扱いされた主人公が真相を暴く、という1話。その流れで基本的には推理モノ。主人公には警察で働く天才と呼ばれる兄がいるが、その兄は「ブレードチルドレンを追う」という言葉を残して失踪。天才と呼ばれる兄を二重の意味で追っていくのが芯になりますかね。

これはオチが素晴らしすぎるので是非ともいろんな人に読んでほしい。

dアニメでアニメも配信されてました。
2002年のアニメですが、主人公は鈴村健一さんのです。すごい。
そしてOPのStrawberry JAM「希望峰」は名曲

子供時代に見たアニメの、当時は誰が歌っているか気にしてないOP/EDを大人になって改めて聴くとめちゃめちゃ良い曲だなぁと思う今日この頃



そしてそして現代になる
今期(2023年冬アニメ)で第2クールが始まります

"虚構推理"


原作:城平京
作画:片瀬茶柴

この作品は小説が執筆されてそれはコミカライズするという珍しい形。
自分は小説は読んでおらず漫画のみです。。
虚構推理は完全に城平先生を追って買った作品でした。絵も好みでしたしね。

霊や妖怪的な怪異が絡んだトラブルの相談をされる主人公が、怪異は実在しないとして虚構の推理を披露しトラブルを納めていく、といえばざっくりとあらすじになるだろうか。
漫画で読んでいるがカロリーが高くて読むのが大変だったりする。。

まもなく第2クールが始まります。
可愛い雪女が登場するので是非とも今からでも。
推理モノだからその事件の最初から見れば意外と見れますしね。


さ、締め方がわかりません。

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