記憶の片隅ではなく、どうぞ真ん中に


先日、BIGMAMAのライブに行ってきた。

ヴァイオリンを擁するロックバンド、BIGMAMAというバンド名から毎年「母の日」にライブをするのが恒例となっている。
自分は2013年から18年まで母の日ライブは欠かさず参加しましたが、19年に初めて行かず、そこからコロナ渦になったこともあり4年ぶりの参戦。

そもそも有観客での母の日ライブは3年ぶりだったみたいだけど。

そんな3年ぶりの母の日ライブは、バンド16周年を前後半8年ずつに分けての1日2公演を決行。被り曲なしの2公演。



ここで今となっては古参ぶった戯言を

BIGMAMAというバンドは当時、所属「RX-RECORDS」の稼ぎ頭だった。
言葉を選ばず言えばその当時の2番手はおそらく[Champagne]
そう現[Alexandros]である。
改名というきっかけ、名前の持つ力というものか?は相当だったようで、アレキさんはどんどんと売れていった。比べてMAMAは正直相変わらずだった。あとを追うようにどうにかメジャーデビューし武道館ライブもどうにか決行(一応ソールドアウトしたことになってる)。がしかしメジャーからは撤退、
そして、、、、ドラムのリアド偉武の脱退→[Alexandros]への加入というのは、当時のスプリットツアー「RX-RECORDS presents 星の屑ども作戦 〜STAR-DU-STARS MEMORY〜」を知る者としては少々思うところがありすぎる。


※脱線
「RX-RECORDS presents 星の屑ども作戦 〜STAR-DU-STARS MEMORY〜」というタイトルはRX-RECORDSのお偉方の誰かがガンダム好きで名付けたとか。そもそもRX-RECORDSというレーベル名がガンダムからきてるなーというのは知る者が見ればなるほど納得。そして[Alexandros]が「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」のタイアップをとったときはさぞ嬉しかったことであろう。。。



もとい!
新加入したドラムのバケツくん、Bucket Banquet Bis通称ビスたんを加えたBIGMAMAを初めて見たのである。


前半の8年の第一部
2006~2014「短編映画愛が正しい地球をダウジングで留める故に我あり」
のセトリ

前述したように
当時稼ぎ頭だったBIGMAMAは、言ってしまえばこの前半の方が人気があったのだ。よってこの第一部の方はソールドアウト。実際セトリを見てもアツいライブだったことがわかる。
自分も、ど頭"Overture"のイントロで心中発狂オタクになっていた。(声出せないからね。)
体が覚えているのか、やる曲やる曲をじっくりと聞いているつもりだったのだが溢れ出てくる汗。なに?w
モッシュやダイブをやりたい放題やっていた時期ばかりの曲だったからか、パブロフ的なそれなのか汗が止まらんw

そして、バケツくんの音がわかる。
楽器経験のない自分だけど、たくさんライブで聞いてきた曲たちだからか、ドラムの音が違うのが明らかにわかるのだ。そして意外とそれをあっさりと受け入れることができた。上手いし、あとクラップ煽るのに頭のバケツ叩くの面白すぎるでしょ最高。

何はともあれ
最高のライブだった。懐かしさと今のBIGMAMAが奏でる楽曲たち。当時は友達たくさんだったBIGMAMAの現場だったけど今回は1人だったけどすごく良いライブだった。




そして第二部、後半のそして今へとつながる8年
2015~2022「-11℃で消えた瞬間裸の花嫁はファビュラスレリビー」


こちらはソールドしなかったのだ
そして中に入ってさらに実感、圧倒的に一部よりも入ってない。
なんと切ないことか。。。
しかしそんな切なさはライブが終わったら全く思わなかった。
なぜか?ライブが最高だったからだ。思い出補正なんのその、どんなバンドも思っていることだと思うが、今が最高にカッコ良いのだと。その通りだった。
むしろ得した気分になった。絶好調だった時の楽曲もできて、これからの期待値も感じることができる今のBIGMAMAを見れたことがなんだかすごく嬉しかったのだ。

これからどんどん売れていってまた武道館へ!とまでは正直思わなかったけどw
ホールツアーが当たり前なくらいにはきっとなってくれるかな?とは思った。正直か。
当時はよくライブ行ってて今は全然行かなくなった人たちへ伝えたい。

今のBIGMAMAは良いぞ

自分も当時のようにライブに行くことはないと思うけど、もうちょと気が向いたときにでもライブに足を運んで、当時のみんなともまた今のBIGMAMAのライブで会いたいな、とも思ったり思わなかったり。




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