エンジョーイ!フットボール!!


なんつって

これはただ時折個人的にある活字ブームで久しぶりに夢中になって読んだ小説の話。


亡くなった母本当によく小説を読む人だった。
その影響はあまり受けずに子供の頃は本を読む子ではなかったのだけど、小学生時にあった朝の読書の時間に読む本を母に勧めてもらって読んだ時もあった。それから中学高校大学と年に一回あるかないか個人的活字ブームが到来する時期がある。去年からはその頻度は多くなっている気がする。歳かな?

そんな最近、本屋で懐かしいタイトルを見つけた。
はらだみずき先生の「サッカーボーイズ」だ。

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多分高校生の時に(出版年的に高校生の時なのだろうけどいつ読んだのかマジで覚えてない)読んだ「サッカーボーイズ」シリーズ。5巻目にあたる「卒業」で完結したと思っていたのだけど、高校生編が出ててしかも「U-18」で完結していたとは知らなんだ。と思い、高校生編を一気に買って本棚に眠っていた小・中学生編も引っ張り出して全部読んでしまった、という話。
「卒業」の出版年的に大学生の時なのだけど、これまたいつ読んだのか本当に思い出せない。ただ母と感想を共有したのは覚えてるから確実に大学初期までには読んだのだろうけど。。。


サッカーボーイズは
小学6年に上がる主人公 武井遼介が成長していく話。基本的には一巻で一学年上がっていく。15才〜卒業だけは中学3年を2巻通して描いている。

中学はサッカー部に所属していたこともありすごく感情移入して読んでいたし、改めて読んでもしっかりと入り込んで読んでしまった。高校はサッカー部には入ってないけどね。


小学生時代、地域のサッカークラブから始まった遼介のサッカー人生。お馴染みの友人たちと一緒に中学のサッカー部に入部して、より感情が豊かになる年代で絡み合う人間関係がすごく印象的だった。
高校に上がったら上がったで、強豪校に入ったが故に思うようにやっていけない遼介とバラバラになってしまった幼馴染たちとの繋がり。

読んでいて、もうちょっと遼介に気持ちよくサッカーをやらせても良いのでは?とすごく思ったけど、だからこそこんなに夢中になって読んでしまったのだろうな。とも思ったり。


物語は、遼介が高校を卒業してもサッカーを続けること、ゆくゆくは自分が育った地元のサッカークラブでコーチをやりたいと語っていた。

思いっきり感情移入して読んでしまったもんだから自分にも跳ね返ってきたり。。。
一応、好きなことを仕事にしている今だけど、もう良い歳でこの給料は非常に良くない。どうするか、、、と悩んでいるのがさらにぶりかえしてきた。。。



もとい
サッカーボーイズ、非常に楽しんで読みました。あわよくばちょっとした後日譚や高校でバラバラになったお馴染みの友人たちのちょっとしたエピソードをまとめた短編集などを読みたいですね。





余談
最近のネットはアニメでもドラマでも映画でもシリーズものを調べると「〇〇シリーズ 見る(読む)順番」とかまとめたサイトが出てくるけど、それまじで必要か?サッカーボーイズも出てきたけど基本的に年齢がタイトルにきてるんだから分かるじゃん。他のアニメとかもそう。そうじゃなくても普通に調べれば分かると思うシリーズものの「見る順番」まとめサイトをいくつも見るけど、、、鬱陶しくない?助かるなと思ったのはMCUとX-MENとFateくらい?

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